第35話 驚愕のPV

 久しぶりのエッセイの投稿になります。毎日、暑いですね。2階の自室の温度がついに30度を超えました。身体にぴったりと引っ付いたTシャツを絞ればドボドボと汗が滴り落ちるでしょう。

 家の庭にきていたツバメは気紛れで最近は姿を見せません。仕事の執筆と並行しながら書いている家族ダンジョン2の方も、エッセイと同じで止まっています。

 それには理由があります。実はこっそりと別のサイトに小説を投稿していまして、ようやく2万字を超えました。長編小説になる予定です。


 この作品、今風のタイトルでかなり長いものになっています。おまけにR18に指定されていまして、いろいろとアクロバティックな展開があり、私の作品の中ではかなり過激な内容になっています。

 そのサイトは以前から知識としてはありました。R18という壁が私には高く思えて行動には起こしませんでした。ですが、あるところで作者の呟きを目にしました。


 初投稿なのにPVが凄い、と。


 カクヨムでは1話を投稿して得られるPVは10未満。それが当たり前になっていました。そこで凄いPVに興味を持ちました。R18のサイトなので、それなりの内容を考えます。その時の閃きに助けられ、1日で大まかなプロットが完成しました。

 早速、1話を書き上げて投稿しました。筆名は変えている為、無名の新人と同じ立ち位置になります。この状態でどれくらいのPVになるのでしょうか。

 1日が経過しました。データによるとPVは69でした。カクヨムの7倍強! 浮かれそうな心を静めます。運が大きく作用したのかもしれません。粛々と2話を書き上げて投稿しました。

 なんと1日のPVが200の中程になりました。その次は300! 更に400と日毎に上がってゆきました。


 心が躍るとはこのような状態なのでしょう。なにも宣伝はしていません。ただ書いて投稿するという当たり前な行動を繰り返した結果、総PVは1週間程度で3000近くになりました。


 純粋に書いて投稿するだけで読まれる。当たり前のことに驚き、衝撃を受けた数日でした。PVや評価を気にしないつもりでいましたが、込み上げる嬉しさもまた事実なので受け入れようと思いました。

 カクヨムのエッセイで他の投稿サイトの話をするのは少し心苦しいのですが、これも本当にあった話として書き記して置きます。

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