第7話 そうでした!

 日曜日なのでのんびりと呑んでいます。そこで今日という日を考えてみました。

 一月末日ですね。二月にはバレンタインデーがあります。個々でいろいろなドラマが生まれます。

 二月二十二日は猫の日でもあります。猫の鳴き声の「にゃんにゃんにゃん」の語呂合わせで生まれました。

 それだけでしょうか。他にも記念日はありますが……そうでした! 第六回カクヨムコンテストの締め切りの日でした! 私は短編と長編で参加しています。

 長編には読者選考という高い壁がありまして、上の方には雲が掛かっているとか(私的な感想)。短編には別に小さな通用口が用意されていまして、そこを抜けることもできるそうです(これもまた私的な感想)。

 長編にはそのような救済処置はありません。残念ながら私の二作の長編には望みがないと言っていいでしょう。

 そこで閃きました。二作を取り下げようと。なぜなら二月に入ると別のコンテストが始まります。電撃新文芸のコンテストで、先程、応募要項に目を通してみました。

 読者選考はないみたいです。賞金は五万円ですか。がっかりはしません。

 五万円も貰えるのです! あ、作品に力がなければ貰えないので当て物感覚で出してもダメってことくらいはわかっていますよ。そこまで酔ってはいません、たぶん。

 ここでカクヨムコンテストを引き合いに出すのはどうかと思うのですが、各部門で大賞があります。出ない場合もありますが、賞金は百万円です。獲れれば震えて涙を流すくらいに嬉しいですが、数千作の中の一作になります。確率の問題ではないですが、獲れそうな気がしません。

 そうなると次に目がいくのは特別賞です。各部門で若干と書かれていました。獲れそうな気がしますよね。でも、賞金ではなくて記念品でした。出版も確約ではないので書籍化されないこともあります。

 新文芸は四つのテーマに五人の編集者で大賞を選びます。カクヨムコンテストの各部門の大賞と似ています。獲れたとしても出版は確約ではありません。ですが、特別賞に当たるものが、ちょこっと書かれていました。以下に引用させていただきます。


『受賞に至らなかった作品についても、各部門の担当編集から著者様へご連絡を差し上げる場合がございます』


 ここ重要です! 記念品は出ませんが、出版の可能性が秘められていると思いませんか? 私は思いました! 酔った頭にロンギヌスの槍がぶっ刺さりました!

 そこで今から第六回カクヨムコンテストに応募している二作品を取り下げたいと考えています。

 皆さんはどのように思ったでしょうか。酔っ払う前に取り下げてきまーす。

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