第6話 書き終わりました
先程、家族ダンジョンが書き終わりました。
本当はもう少し早くに書き上がる予定でした。終わりが目の前にきた時、急に終わるのが惜しくなって、少し休もう、と勝手に思い立ちました。読者のことを考えれば、早くに書いた方が良かったのかもしれませんが。
たぶん、書いていた時が楽しくて、終わりがチラッと見えて臆病風に吹かれたんだと思います。こんな気持ちになったことは、過去にありません。仕事の場合、締め切りは絶対なので遅れるなんて、もってのほかです。
「私もまだまだ直道さんと一緒に冒険したかったなー」
家族ダンジョンの冨子の声が聞こえてきそうです。茜は暴れたりないと思っているかも。ダンジョンの中ボスを増やして、充実した装備で戦う姿。作者も見てみたかったと、書き終わった今では思います。堅物だった直道はどうでしょうか。少しは頭が柔らかくなれたでしょうか。
この家族ダンジョン、十万字を超えて完結したのですが、本当の意味では終わっていません。最後を読めばわかると思いますが続編を匂わせています。実は書いている途中で思いつきました。頭の中で様々なダンジョンが広がって、それはもう駄々漏れになりました。十万字の一作でもアップアップの私は巨大な渦に呑まれ、
でも、その溢れ出るアイデアは同時に私の子供心をくすぐって、今でも心がムズムズして落ち着きません。
続編を書ける時が来るのでしょうか。そんなことを思いながら休日の青空に向かってビールを掲げます。
一人で乾杯の音頭は寂しいので、ここで誰かに向かってカンパーイ!
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