応援コメント

キャラ設定やプロットや展開を暗に示唆する出版社の言葉をわたしたちがまともに聞くのならばかつてのようなホンモノの小説は二度と生まれないでしょう、つまりもういいうんざりだ」への応援コメント

  • 「方法論なんかじゃない」
    「哲学なんかじゃない」

    いや、凄すぎて言葉が無いです。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    考え無しに書いているだけかもしれませんが、そもそも人生に起こる出来事の多くは「こんなつもりではなかったのに」という内容で、不測の事態の連続ですから、それを超えるはずの小説が緻密に計算されて伏線をせっせと回収するような矮小なものだとしたら少なくともわたしはまったくのめり込めないだろうと思うんです。
    もし敢えてプロットを作るのだとしたら『人間の根本』のようなレベルの太い神木の杉の木のような揺るがないものにしておいて、ストーリーという枝葉末節がたとえどのような展開になったとしても救いへ向けてまっしぐらに進んでいけるほど根性の入ったものにすべきだと思うんです。
    わたしは瑣末な人間でしかありませんけれども、かつての文豪が、仮にろくでなしだとしても、生き方そのものがプロットのレベルになっていたと思うんです。
    私小説、などと呼ばれた文豪たちの作品は、自分の人生を切り売りし、実験台にすらしていた凄まじさだったろうと思うんです。
    長文になってしまい、大変失礼いたしました。
    お読みくださり本当にありがとうございます。