カクヨムコン6中間結果でました(前編)
本日、カクヨムコンの中間結果出ましたね。近況ノートは悲喜こもごも。その話題で目白押しです。
僕も『どんでん返し部門』に長編一作出してました。おかげさまで通りました。ここまでは純粋に星の数なんで、僕の力っていうより、応援してくださる皆さんの力です。フォロワーの皆さん、ありがとうございますm(_ _)m
さて、カクヨムコンはご存じのとおり、中間は読者選考です。読者選考を突破しないと、編集さんに読んでももらえないっていうね。
だからこそ、相互星なげの営業活動が横行するし、それに絶望してカクヨムを去っていく人も多い。
あっ、ところでちょっと話はそれるんですが、少し前、例のごとく近況ノートを読んでたら、何人かが立て続けに嘆いてたんですね。いわく、カクヨムには読み専さんがいない、営業ばっかり——と。
こういうのって不思議と同じ日に似たようなことを書いてる人が、けっこういるんですよね。
それを読んで、僕は「???」です。
なぜかって?
だって、読み専さん、いるから。
それもじょじょに増えてますよ?
なぜわかるかっていうと、僕の読者さまは圧倒的に読み専さんが多いからです。
ベルマークに赤丸ついてるのでチェックすると、一人の人がわあっと10作以上に作品フォローしてくださってて、プロフを見に行くと、投稿小説数0、近況ノート0、作品フォロー数500、作者フォロー100、とかね。よくあるんですよ。
読み専さんを見わけるには、ここですよね。小説0、近況0。なのに、フォローしてる作品数だけすごく多い、とか。
カクヨム登録したばっかりの人だと、小説、近況は0で、フォローしてる作品も僕のだけだったりすることがある。登録したばっかりのときに、どうやって僕に辿りついてくださるのか、そこが謎なんですが……。
そこを解明できると、もっと効率よく読者さんの目に止まる工夫ができるのになぁ。
一人や二人じゃなく、これまでそういうことは度々あったので、読み専さんは確実に一定数います。たぶん、僕みたいなマニアックな作品ではなく、上位ランク作品の傾向を好きな読み専さんは、さらに多いと思う。
読み専さんの多くは作品フォローしても読みおわったら外されたり、応援ハートも星もコメントもしないって人が多いので、完全にステルスの場合もあるんですよね。一日のPV数はやけに多いけど、反応はない、誰かが読んでくれてるらしい……という感じ。
読み専なんかまったくいないじゃないかと言われる人は、ステルス読み専さんに気づいてないか、残念ながら、読み専さんの引きこみに失敗してるかのどちらか。
僕は最近、新規で作品フォローしてくれる読み専さんがちょこちょこ増えたので、何かの形で目を引くことができてるんだろうな。プロフに代表作を三作、リンク付きで紹介したからかなぁ? それかアルファポリスに八重咲探偵の第一部だけ載せたから?
それはともかく、カクヨムコン。なんで急に関係なさそうな読み専さんの話をしたかというとですね。長い話になりますが、まあ、おつきあいください。
どんでん返し部門の中間結果に残った作品を全作、星の数チェックしてみました。いや、丁寧にやったわけじゃないんで、もれとかあるかもですが。
とりあえずですね。雑に見た感じで、しかも正確な数を覚えてるわけでもないですが、一番星の多い人は7000を超えていた。二番めの人は6800ほど。2800くらいの人もいた。星1000超えはほかにも数人。
その一方で、少ない人は5とか9とかなんですよ。一桁なんですね。これはいわゆる『拾いあげ』ってやつかな。
ちなみにカクヨムコンの読者選考は、明解に星の数で決まり、通過のラインは発表されないものの、そのラインより星が多ければ、一律で通過。少なければ落選。ただし、ここにさっき言った、拾いあげがある。編集さんが読んで、これは残したいと思う作品が拾いあげられている……というウワサですね。
今回のどんでん返し部門、見た感じ、通過作品の多くは星100以上なんです。200とか300はザラ。その次に多いのが星30〜50くらいの作品。僕も47で、ここにひっかかってます。
ただ、一桁〜29くらいまでの作品も少なくない。
うーん。どんでん返し部門、通過ラインがどこで、どこからが拾いあげなのか? めっちゃ難しい。
ここで賢明な読者さんなら、すでに気づいてますよね?
どんでん返し部門って、ごった煮ジャンル乱立部門だよね、と……。
カクヨムコン、初期には各ジャンルで各部門だった(らしい。そのころにはまだ僕はいない)ホラー・ミステリー部門があり、SF部門もあった。もしかしたら初回はホラー部門とミステリー部門が別々だったのかも? そこまではわかりませんが。
とにかく、僕が引っ越してきた年、その前年まであったホラー・ミステリー部門が消え、さらに今回からはSF部門も消えた。かわりに創設されたのが、どんでん返し部門です。
最初に募集が始まったとき、正直、僕はカクヨムで投稿を続けることに絶望しました。「ああ、もう終わったな。カクヨムは完全になろう系ラノベ限定のサイトになった」と思ったので。
サイトを代表するイベントから、僕の得意ジャンルであるホラー、ミステリー、SFのすべてが締めだされてしまった。裏返せば、「カクヨムに本格的な小説は必要ありません」という運営サイドの主張なんだと。
それはたぶん、カクヨム登録ユーザーの多くが感じたことだと思う。だから、どんでん返し部門、前半の参加作品って、異世界ファンタジーとか、ラブコメとかばっかりでしたよね。ミステリーなんて、ごくまれにしかなかった。
去年のSF部門で起こってた現象そのままです。つまり、異世界ファンタジーやラブコメは通過ラインがひじょうに高いから、ラインの低いよその部門にまぎれこませて、とりあえず第一関門を突破しよう……っていう、一部の人たちの作戦です。
SF部門の前には、キャラクター文芸部門が、そういうごった煮に利用されてたみたいですね。ちょっと前、近況ノートに書いてる人がいました。
SF部門に関しては、募集がかかったときすでに、「本格SFよりも、最近の流行りにSF要素をとりいれたような作品を望んでいます」って、わざわざ書かれてたくらいですからね。ある意味、しかたなかったかも。
ああ……長くなりそうなので、次回に続く!
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