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読まれる小説2 流し読みに耐える 後編」への応援コメント


  • 編集済

    舞城王太郎の文体は、短いセンテンスを、ほとんど改行なしでつなげてゆくのですが、文章自体が面白くて、漢字の散らし方も巧いからざっくり読みでも引きこまれるんですよね。
    『煙か土が食い物』の試し読みでもざっとながめてみれば、説明するよりあーなるほどなんですが。
    ただしネット向きではないので、この話題には合わないのですが。

    乙一はインタビューで、漢字がつづくと読みにくくなるから、前後で漢字変換した単語でも、そこだけはひらがなにしたりと工夫しているようなことを言ってました。

    プロの個性派でも、リーダビリティのために気をつかっている部分が、句読点と改行、漢字の比率ですね。

    作者からの返信

    読みやすさはプロの人たちにとっても必須なんでしょうねぇ。
    難解であれば文学ってわけでもないし、大事なのは内容ですからねぇ。表現したいことがダイレクトで伝わるかどうかで、読後感が違ってくるわけですし。

    乙一は——
    の話題ですが、これはプロだから許される贅沢ですね。
    もちろん、ただwebサイトに投稿するだけなら、場所によって漢字カナ使いわけは自由なんですが、アマチュアが運よく短編アンソロジーに掲載してもらえるときには、表記ゆれ判定されて、一度でも漢字で書いたものは、どんな場所であれ漢字にしかしてもらえないんですよ。強く言えないから我慢するしかないんですが、ほんとはそこ平仮名にしてほしいんだよなぁ……ってことがありました。

  • 「会話には読みやすさの魔法がかかっている」(`・ω・´) キリッ
    かっこいい締めですね。

    はじめまして。
    まだここまでしか進んでませんが、とても参考になるお話ありがとうございます。
    今、繁忙期中なので、コメントはなかなか書けませんが、休み時間に読み進めさせていただきます( ̄^ ̄)ゞ

    作者からの返信

    はじめまして。
    コメントありがとうございます。

    web小説ってやっぱり特殊なんですよね。紙の本と同じつもりだと読まれないので。
    参考になれば嬉しいです。
    お時間のあるときにでも、ゆっくりご覧ください(*'v'*)

  • はじめまして。ソラノヒナといいます。
    途中までですが、コメントさせていただきます。

    どれも参考になる意見ばかりで、頷きながら読ませていただいています。
    今書いている話がだんだん漢字だらけになってきていたので、完結後、書き直そうと思いました。
    話の内容が柔らかい印象になるように、読みやすい漢字やカタカナを使わないようにしていたはずなのに、まだまだブレブレです(笑)

    引き続き楽しく勉強させていただきます!

    作者からの返信

    初めまして
    応援コメント、それにお星様もありがとうございます
    ヽ(′▽︎`*)乂(*′▽︎`)ノ

    ちょっとでも参考になれば嬉しいです。
    書きたい、書くことが好きという人たちのお役に立てれば幸いです。

    漢字の比率は書いてるうちに、けっこう変わってきますよね。
    僕もついつい平仮名だらけになって、「あっ、さすがに漢字が少ない」と思い漢字を増やしたり、そうすると今度はいつのまにか「あっ、画面が黒くなってきた。ヤバイ、ヤバイ」と平仮名にしてみたり、そのあいだをフラフラしてる感じですw

    あと、ネットだとどうしても読みやすさを重視して、表記揺れしてしまうんですよね。同じ漢字なら、使うならあらゆる場所で使わないといけないんですが……。
    かんたんなようで、漢字比率一つでも奥が深いですね。

  • 回想シーンはなるべくいれない。時系列は自然に! 大事ですよね。どうしてもいれなきゃいけないときは悩んじゃいますね。

    それと会話文。
    使いかたが上手な人は少ないと思います。
    セリフが少ない人は地の文を過信してますね。私なんか、地の文は一個も読まれないくらいのつもりで書いてます。

    逆も読みづらいですね~。セリフが多すぎるほう。
    会話のなかの文章は大事なものだと認識するのに、どうでもいい日常のやりとりが続くと疲れてしまう。理想としては、「」の中身はすべて伏線として回収してほしい派です。

    作者からの返信

    回想を入れたらダメってわけじゃないですけどねぇ。その場合は入れかたに工夫がいりますよね。丸々一場面とかを『あれは三年前のことだった——』とか言って、回想にしちゃうのはアリなんだと思います。場面くぎることで、どこからどこまで回想なのかわかりやすいので。

    例に出したのとは別の人なんですが、短編だったけど、とんでもない構成してるの見かけたことあるんですよね。冒頭が現時点から始まり、数行ですぐ回想が入り、それだけでも「あれ?」なのに、その回想のなかでさらに過去への回想が入り、回想の回想のなかで、もっと過去の回想が始まったんです。その時点で読むのやめましたw
    たぶん書いてるうちに、だんだん設定をほりさげちゃったんだろうけど、それなら頭から『〇〇(名前)は子どものころからこうだった』みたいな感じで古いとこから順次書いていったほうがわかりやすいですよね。文章じたいは純文っぽいキレイなの書く人だったので、もったいなかったですね。変に凝った書きかたしたかったのかなぁ?

    (´▽︎`*)アハハ 地の文一個も読まれないは過言だと思いますが、まあ、とばす人はとばしますよね。塊で画面が黒いと萎えるので、萎えさせないのがコツですかねぇ?

    意味のない会話をノリで続けてるやつは趣味がわかれますよね。そういうのが好きな人にはいいんだろうけど。僕はおもにストーリー進行に大事な会話ですが、たまにふんいき作りの会話とか、息抜きのちょっとした笑いとかは入れてますね。
    けっこう長い説明とか会話ですませたりしてるので、長くなりすぎないように気をつけたいんですが……。

    編集済