No.5:長曾祢 要

「私がやらないと……!」


【キャラクター名】長曾祢 要ながそね かなめ

【性別】女性

【年齢】22

【性格】とても献身的な性格

 若干控えめで内向的だが、ここぞという時には積極的に動いていく、縁の下の力持ち的存在。かつては自分自身に自信が持てないでいたが、雪都ゆきととの出会いがきっかけで、それなりに芯の強い性格となった。

 ただし恋愛面ではかなり押せ押せ気味であり、雪都ゆきとを巡ってよく唯祈いのりと火花を散らしている。


【武器】事象崩壊札

 呪文が書かれた札に神気を込め、そこから弾速がやや遅い紫色の光球を発射する。この光球には無機物を分解する作用があり、主に相手の装甲を引っぺがすのに用いる。もし素肌に当たると骨にダメージが浸透し、体の内側から激痛が走る。

 また、術による結界を破壊する作用もあり、バリアーなどは強制的に消滅させられてしまう。


【特殊能力】

反重力跳躍:重力のベクトルを操作することで、任意の方向に大ジャンプすることができるほか、勢いをつけて体当たりすることもできる。空中で摩訶不思議な軌道で飛び回るため、初見だと世界がバグっているのかと疑いたくなる。

斥力の盾:自分の前方に強力な斥力空間を展開し、飛び道具をはじき返すほか、効果範囲内なら敵もそのまま吹っ飛ばせる。ダメージはほとんどない。

暗黒重力弾:術札からサッカーボール大の黒い光弾を繰り出し、直撃した場所の重力を一時的に増大させる。人間ならその場で動けなくなるほどの負荷がかかり、場合によっては呼吸が止まる。重いものは自重で潰れる。

ニュートンランス:重力操作による空間膨張が、鋭い槍の形となって対象を貫く。一本しか展開できないもののその威力は驚異的で、対象を空間ごと押しつぶす。


【容姿】

 セミロングの茶髪、どこか愁いを帯びた表情のある女性。見習いたちに比べると、ぱっと見の外見特徴が少なくて地味なように見えるが、しぐさがどことなく色っぽくも感じる。

 戦闘の際も普段と変わらないOLスーツに身を包んでおり、見た目は完全に一般人そのものであるため、かなり弱そうに見える。


 4年前に退魔士になったばかりで、実戦経験もぎりぎりあるかどうかというかなり微妙な時代を生きた人物。一応先祖に退魔士がいるのだが、生まれたときにはいたって普通の家庭で、退魔士になることは全く考えていなかったのだが、政府のなりふり構わない退魔士育成計画により、適性があると認められ、退魔士の道を進まされたという過去があり、自分の意志で退魔士になったわけではなかった。

 野心も少なく目立たない存在だったため、いずれは退役する予定であったが、冷泉 雪都れいぜい ゆきとの直属になってから交流を重ねるうちに、すっかり彼に心酔してしまい、その勢いのまま退魔士としての能力も一気に開花。気が付けば、国内の退魔士でも屈指の凶悪な能力を身に着けるに至った。


 戦場に出なくなった後も、上層部を脅迫してまで雪都ゆきとの下への配属を希望し、現在は専属秘書のような立場にある。そして、いずれは永久就職をもくろんでいる。


【セリフ候補】

「勝利……だけでは足りないのかもしれません」

「雪都のために、未来を切り拓く」

「まるで子供ですね。好き勝手して、責任は放り投げるなんて、大人のすべきことではないわ」


【キャラ評価】

戦闘:★★★

知略:★★

悪巧:★

機転:★★★


 地味な見た目に反してとんでもないスペックの持ち主であり、相手の事情など一切考慮に入れることなく、冷徹に追い詰める仕事人。ノリが悪いともいう。

 好きな人のことになると暴走するのも唯祈いのりとそっくりである。



【オーバードライブ】

「私の未来のために、犠牲になってください」


抱擁の黒天宮:

 重力操作術のリミッターを解除し、最大700倍の範囲で重力を操る。

 ここまで大規模に重力をいじると空間がゆがみ、すべての物体は自重に耐えられず崩壊する。

 しかしもっと恐ろしいのは反重力で、異世界に高度の上限がなければ、周囲の物を丸ごと空のかなたまで吹っ飛ばす。そんなことをすれば多くの課題で詰みとなり引き分け扱いになるのだが…………。



オーバードライブ時のデメリット:

 ほかのオーバードライブ以上に体力の消耗が激しいため、1時間以上使うと過労死の危険が出てくる。


【100万円貰えたら何に使う?】

「結婚費用に……」


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