登場キャラクター一覧

キャラクター共通設定について

 六花特殊作戦群のキャラたちは、基本的にお題の勝利条件を達成することを優先しますが、必ずしも反映しなければならないということはありません。

 強敵として立ちはだかるもよし、雑魚として一蹴するもよし。


 ただし、多様性を重視するために、6人には以下の設定が施されています。できれば意識してやってください。


『同期魂魄体』

 彼女たちの大半は見習いであり、また命を落とすのは国家レベルの損失のため、命を落とさないためのセーフティーがかかっています。それが「同期魂魄体」です。

 退魔士たち本体が異世界に渡るのではなく、あくまで魂の一部を抜き出して、それを生身に変換した個体となります。この状態だと、何らかの理由で命を落とした際、異世界との接続は断たれますが、元の世界の個人は無傷のまま終わります。

 ただし、自分の体をリモート操作しているような状態なので、思考と動きに平均約0.01のラグが生じます。これは、人間離れした動きをすればするほど大きくなります。また、能力にもペナルティが入り、同期魂魄体の状態では強力な攻撃が使用不能になります。


 戦うのはいいけど、こんなかわいい子たちを殺すのはちょっと……という作者様でも、安心して殴れる素敵仕様となっているため、ぜひご利用ください。


『オーバードライブ』

 退魔士たち本来が持つ非常に強力な能力は、同期魂魄体から一時的に同期深度を深める「オーバードライブ」状態になることで解禁されます。発動すると、退魔士たちの基礎能力が3倍以上上昇するほか、普段は使用できない強力な技が使用可能になります。

 しかし、オーバードライブ状態で撃破された場合、退魔士の魂が完全に砕かれ、本体はそのまま死亡してしまいます。

 ご利用は計画的に。


『縛魂の呪詛』


 「落ちよ墜ちよ 偽りの鏡よ 根深き草の命ずるままに 渇きの夜に堕ちよ」


 同期魂魄体を強制的に解除させ、撃破=死亡状態にさせるための呪詛。

 殺したいキャラがいるけど、強化させたくないときに用いるためのもの。

 魔の物が退魔士に対抗するために作り上げた呪詛だが、劣勢を覆すことはできなかった。だがもしも、この呪文が異世界に流れ出していたら……?

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