エピローグ

 私はあれから例の名探偵さんと連絡先を交換し、ちょくちょく連絡を取り合うようになった。別の日にまた会った時、彼女から突然連絡先を教えてと言ってきた。

 美音ちゃんは、あれから私の謎以外にも、どんどん謎を解いていっているようだ。

 いつも謎解決の報告をくれる。

 別に報告してなんて言っていないのに、報告してくる。

 本当に面白い子だ。

 今日も美音ちゃんから、メールが来ている。

 それを確認して、私は今日も公園に行こうとすると、なぜか家の鍵が見つからない。

 美音ちゃんに依頼でもしようかなと思ったのだった。

 

 

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

木村美音の謎解き〜消える空き缶の謎編〜 桃口 優/愛を疑わない者 @momoguti

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ