第14話
「姉さん、誹謗中傷ってどこから?」
「そうね、それは本人が決めることだから他人が決められるものでは無いわ」
「よく芸能人を批判してそれを見た人がそれは誹謗中傷だ!って喧嘩してるのよく見るじゃん。あれってどうにかならないのかな」
「普通に考えて無理でしょうね。でもまぁ、他人の意見をスルーできないのは大人気ないわね。もともとsnsは自分の思ったことをつぶやく場なのだから。けれど、死ねだとかきえろはさすがに誹謗中傷に当たるわね。それ以外なら本人が誹謗中傷と捉えない限り、赤の他人が誹謗中傷だと言うのはなんか不自然な気もするわ」
「例えば、アホだとかブスだとか?」
「そう。その点に関しては本人はスルースキルを持っていてスルーしてるのかもしれないのに、周りが誹謗中傷だと騒ぎ立てることによって、本人が気にしてしまう場合もあると思うわ」
「確かに…」
「別に人の意見なんてそれぞれなんだから共感したらいいね、共感出来なければスルーすればいいだけの話なのよ。それが出来ないから無駄な争いが絶えないのよね」
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