音楽を――『楽しい』を捨てて、あの日失った音を探す……ジャンル違いとはいえ、音楽を生業としている(いや、末席を汚している)私にはこの言葉、刺さりました。
素晴らしい作品を、ありがとうございます!
これは縦書きにして読みたい作品ですね。入賞出版を狙われるのであれば、できれば各段落の字下げ(最初に全角スペースをひとつ)をされたほうがいいです。それだけで、文章が更に読みやすくなります。
カクヨムさんでは一括で字下げをしてくれるツールを提供してくれていますので、そちらを使われるとよろしいかと。小説編集画面の左上にあるアイコンをつついてみてくださいね。
それから、小説の世界では閉じ括弧の前の句点『。』は、何かの引用でない限り省略する決まりになっているようです。そちらもご注意を。
カクヨムコンご参加、応援しています。
イベント参加者からの応援はランキングに反映されない仕様なので、終わってから☆をつけに参上しますね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。的確なアドバイス痛み入ります。嬉しかったです。
すぐに出来ることは早々に、修正します。
因みに音楽はバンド活動をしてるくらいで、あまりピアノの知識はありません。「蜜蜂と遠雷」で興味を持ったぐらいです(汗)
悠様の企画から来ました。
美しい文章と登場人物の心情描写に情景しっとりと感動しました(>_<)。
そして、文章の間の取り方、区切り方がとても上手で心地良く…心をトントンッと優しく疲れるような感じで物語の世界に浸る事が出来ました。
この間の取り方と音楽に関する専門知識…、作者様は音楽に精通されてるのでしょうか?と思ってしまいます。
とても素敵な時間を過ごす事が出来ました。ありがとうございました。
作者からの返信
返信が遅れましてすみません。
投稿者を勘違いしてましたm(_ _)m
音楽経験はバンドくらいで、胸を張れるものはありませんが、それでも、喜んで頂けたなら、書いて良かったなと思いました。
この応援を今年の執筆の糧に頑張ろうとおもいます。
静かに、サイレントに流れていく文章が儚く美しいです。
失礼致します。風景描写もさることながら音の描写が凄過ぎる!ラストシーンの匂わせ方も凄い。
英雄君は雨の音がギャロップに聞こえない事に自分の限界を感じていたようですが、ところどころに生活音を音として捉えているシーンがありました。祖母の死とコンクールの惨敗で音楽への情熱が無くなったと言いつつ、今もなお心には音楽への情熱が宿っている事が伝わってきます。
>僕は楽しいを捨てるよ。音楽を辞める。あの日失った音を探したいんだ
これ、自分の理想の音を求めてストイックになるという事か。私は弦楽器をしていますが確かに「誰かに聞かせる側」になると楽しめなくなるのは良く分かります。恩師曰く「演奏で自分が酔うのではなくお客を酔わせなきゃならない」のです。
ともあれ自己喪失を振り切り茨の道を進み始めた英雄君に乾杯!