第3話 Moonless Night

第3話 プリプレイ&成長

■前書き

レズるクロス卓第2話 Birdcage schoolのセッションを終えてGMはさっそく次のセッションの準備をしていました。第3話にして最終回のセッション。

第2話がGMの好き放題やったので、最終話は「公式シナリオ ムーンレスナイト」の内容を踏まえたものとして進めていこうと考えていました。そもそもレズるクロス卓では「日常から非日常への転落」と「再び日常に帰る」ことをテーマとして挙げていたので、N市全体がピンチになる「ムーンレスナイト」は最終話としてふさわしいものだと思います。


ところが、第1話のセッション中に夜藤紅ちゃんのPLさんから「紅ちゃんの家族を奪った敵とセッション中に決着をつけたい」という提案を受けていまして…せっかくなら敵との因縁をがっつり組み込んだシナリオとして進めていこうと思いました。そして魔改造されるシナリオ。

ぽっと出の敵よりも因縁のある敵との戦いのほうが楽しいから仕方ないよね。あと、敵もせっかくなら強いほうがいいよね……


 × × ×


GM : というわけで、レズるクロス卓3回目にしてセッション最終回を始めます。

まずはトレーラー紹介から。


■トレーラー

人は、闇を恐れる。

それは、太古に肉食獣から逃げ回っていた記憶なのかもしれない。

闇を照らす月が消え、真っ黒な夜が訪れる。


その日、N市は完全に外界から遮断された。

暗闇に包まれるとともに、人々が消えてゆく。


無人の都市に仮面の獣の咆哮が鳴り響く。

オーヴァードたちは闇の迷宮から抜け出すことができるのか?


ダブルクロス3rd edition 『Moonless Night』

ダブルクロス―――。それは裏切りを意味する言葉



■共通ハンドアウト

ロイス:このキャンペーンで登場した最も大切なNPC 推奨感情:任意


キミたちは今までN市公立女子高で引き起こされた事件を解決してきた。その事件の裏で糸を引いていた存在、"マスターリバース"がついに動き出す。ほどなくして、N市全体を巻き込んだ戦いが幕を上げるだろう。

キミたちはまだこのことを知らない。今はただ、大切な存在と守りたい日常を過ごすのみ。



GM : 最終話はハンドアウトが全員共通となります。シナリオロイスは各自が大切にしているNPCを選んでください。誰でもいいけれど、基本的に「生きている」NPCのほうが良いですね。

また、オープニングについては各々の日常のワンシーンを描写していきます。GMから場面の指定はしないので、自由に演じてくれていいです。


GM : さて、前回の経験値でどんな風に成長させたか確認していきましょう。


夜藤紅 : これ以上エフェクトを成長させる余地がなかったので《イージスの盾Lv2》を新規取得。七海ちゃんにガードのコツを教えてもらった感じで。購入判定でジェラルミンシールドを買ってカチカチにします。


鎖巻結羽 : 《マシラのごとく》をLv3で取得。残りは白兵と情報にそれぞれ振りましたとさ


セレーチカ : 《勝利の女神》をLv3で取得しました。命中率の補強します。あとは技能:調達を6→7に


早乙女アスカ : 《戦乙女の導き》をLv2、《妖精の手》をLv3に成長。新規に《ヨモツヘグリ》をLv1で取得。あとは、イージーエフェクト:竹馬の友を取得

そして1点余る


GM : 《ヨモツヘグリ》とは…これはシナリオ内で使うタイミング作れってことですね

※《ヨモツヘグリ》は戦闘不能回復エフェクトだけど、蘇生対象の侵蝕率が爆上がりしたりメジャーアクションを使う必要があったりとお世辞にも使いやすいエフェクトとは言えません。


早乙女アスカ : ほらNPCが事件に巻き込まれてうっかり死んでしまう場面がないとは限らないし。あと、八重樫やおにぎり娘に使う場面があるかもしれない。


セレーチカ : ヨモツヘグリで蘇生させたら、一般人でもオーヴァードに覚醒するんですよね


早乙女アスカ : いやぁ重要NPCでまだオーヴァードに覚醒していない奴いましたね。八重樫とか八重樫とか


鎖巻結羽 : あのさぁ…

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