第1話 ミドルフェイズ7

GM : じゃあ、次のシーン行きます!

GM : 場面は次の日、学校終わって下校途中ということで

GM : シーンPCは紅ちゃんです。七海弓花と一緒に下校する場面

夜藤 紅 : とりあえず登場判定


夜藤 紅 : 1d10 DoubleCross : (1D10) > 10

system : [ 夜藤 紅 ] 侵触 : 52 → 62


七海 弓花 : 「ふいー。今日も授業疲れたぁ」

夜藤 紅 : 「ね。わたしも勉強するのって疲れる」

七海 弓花 : 「ねー。勉強も受験もやだぁ」

GM : 会話をしていたところで、突然ワーディングが展開されます

GM : と、同時に紅ちゃんは何者かの攻撃が来ることを察知しました!


GM : 意思で判定。目標値8

夜藤 紅 : 了解です

夜藤 紅 : 2dx DoubleCross : (2DX10) > 6[6,6] > 6

GM : では攻撃は見切れなかった

GM : 攻撃を回避できるかどうか判定しますね。目標値はこちらの達成値

GM : 18dx+2 DoubleCross : (18DX10+2) > 10[1,2,2,3,3,3,3,4,4,7,8,8,8,8,9,10,10,10]+9[1,2,9]+2 > 21

夜藤 紅 : えっ高くない??

GM : こちらの命中判定なので

夜藤 紅 : 6dx+1 DoubleCross : (6DX10+1) > 7[1,1,1,3,7,7]+1 > 8

GM : 回避失敗ですね


GM : では、あなたは正面から「血の矢」が飛んでくるのを視界の端で捕らえました

夜藤 紅 : 「弓花!大丈夫⁉︎」

突然ワーディングが展開され七海弓花が倒れると思い気を取られる

夜藤 紅 : 視界の端に飛んできた攻撃に気がついた時には既に避けることは不可能だった

GM : 血の矢が当たる。そう思った瞬間、紅ちゃんは体を横に引っ張られます。

GM : バランスを崩した紅を優しく抱き留めながら、その受け止めた相手は守るように腕を正面に突き出した。

その腕が灰色の体毛に覆われた巨大なかぎ爪へと変貌する。

GM : 血の矢はかぎ爪に阻まれて砕けました


GM : 処理的には「崩れずの群れ」+「イージスの盾」によるカバーリングです

夜藤 紅 : もう少しちゃんと話聞いてからやればよかったと反省


七海 弓花 : 「…紅?どうしてワーディングの中で動けて…?」

抱き止めた紅をゆっくりと離しつつ、動揺したようにまくしたてる

夜藤 紅 : 「弓花…!あなた…オーヴァード、だったの…?」

目の前のことを理解すればするほど頭が混乱していく


GM : 混乱する二人のところへ別の声が割り込んできます


??? : 「七海?その子はUGNだよ。ほら、戦わなきゃ」

GM : と、正面から高校生くらいの子が歩いてきます


夜藤 紅 : 「…!誰!?」

咄嗟に戦闘態勢を取る


GM : その子はまるで警戒した様子もなく二人の近く歩いてきます。手には血でできたかのような真っ赤なボウガン


夜藤 紅 : 「その武器に今の攻撃…あなたが例の『血の矢じり』の使い手ってところかしら」


GM : 名前をずっと???にするのもあれだし、判定抜かれてるから名前出しちゃっていいか。


高円寺マリ : 「………。」

その女子高生は紅のことを見て、興味がないかのように視線をそらした。そして、七海に優しく微笑む。


高円寺マリ : 「七海?たくさん練習したでしょ。そこのオーヴァードを攻撃しないとダメじゃない」

高円寺マリ : 「私たちFH以外のオーヴァードはいらないんだから」

七海 弓花 : 「えっ…でも…」

と紅から少しずつ後ずさりする


夜藤 紅 : 「FH…弓花が…?」

七海 弓花 : 「……っ!」

と苦しげな表情をしながら獣へと変化した腕を持ち上げる


夜藤 紅 : (っ…!弓花…本気でわたしを…!)

防御の姿勢を取る


鎖巻 結羽 : 『テンペスタ、ワーディング感知。現場に向かいます』登場判定!

セレーチカ : 先行登場判定!!!!!!!!!!!!!!!!!

セレーチカ : 1d10 DoubleCross : (1D10) > 2

system : [ セレーチカ ] 侵蝕 : 63 → 65

鎖巻 結羽 : 1d10 DoubleCross : (1D10) > 9

system : [ 鎖巻 結羽 ] 侵触 : 71 → 80


セレーチカ : タァン、と高い音が響くと七海の足元の地面が穿たれます。

『夜藤さんと、対象を確認しました。私の足ではすぐに近づくことは難しいですので、鎖巻さんは出来るだけ早く現場へ急行を。』

少し離れたビルの中層階で、音声入力で通信を返しつつボルトアクションライフルのコッキングレバーを引いて薬莢を排出すると次弾を装填します。


高円寺マリ : 「…もう気づかれたの。UGNは耳がいいのね」

高円寺マリ : くるくると手首でボウガンを回すと虚空から真っ赤な矢が出現してボウガンに装填される

鎖巻 結羽 : 「あはっ─────────じゃ、あなたは勘が悪いんだね」後ろから飛び掛かりながら、全力でLOTTAを振り下ろす……!

高円寺マリ : 「もちろん、気づいているよ。UGNの狂犬さん」

とにこやかに笑ったまま身動き一つしない

鎖巻 結羽 : 「死ね……っ!」


GM : 勢いよく振り下ろしたチェーンソーは見えない壁に阻まれたかのように突然止まる


鎖巻 結羽 : 「チッ……!」手ごたえのなさをすぐに察知して飛びのき、瞬時に紅を抱えて距離を取った


GM : 紅ちゃんをかばった。これはポイント高い


夜藤 紅 : 「…!鎖巻さん!」


セレーチカ : ハッフルパフに無量大数点。

GM : オーバーフローしてnullになりました

セレーチカ : 草


鎖巻 結羽 : 「……敵はどっち」

高円寺マリ : 「これで、2対2かな。少しは楽しめそう」


セレーチカ : この場合の二人って誰を除いてるんだろう。紅ちゃんは戦えないという判断かな

GM : セレちゃんを除いていますね。戦闘エリア外だし。

セレーチカ : …ボルトアクションライフルの射程って200mなんですよ

GM : お?やるのか?こちとら射程視界だそ。


夜藤 紅 : 「お願い!弓花はきっと騙されてるだけなの!あの子を殺したりしないで!」

鎖巻 結羽 : 「じゃあ今すぐこの場から消えて。巻き込まない自信も、背中を預けられるほどの信頼もないから」


GM : 先生はいつになったら登場するんです?

早乙女アスカ : このままだと登場しなさそうなので、早乙女さん登場判定だけとりあえずしときます


早乙女アスカ : 1d10 DoubleCross : (1D10) > 8

system : [ 早乙女アスカ ] 侵蝕 : 50 → 58


夜藤 紅 : 「…!それって弓花のことも攻撃するつもりなんでしょ…!そんなの、わたしが許さない…!」

鎖巻に向かって戦闘態勢を取る

鎖巻 結羽 : 「邪魔」

早乙女アスカ : 「あー……修羅場?」

鎖巻 結羽 : 全力で紅さんのみぞおちを殴りつけて意識を刈り取とろうとしました 

GM : じゃあ、そこで演出はさみますかね


GM : 鎖巻ちゃんの音速のパンチが繰り出された瞬間、七海が全力で走りこみ、その攻撃を代わりに受ける

GM : ほとんど反射的に体が動いてしまったみたいに


鎖巻 結羽 : 「ッ!?」

夜藤 紅 : 「っ!弓花!」

即座に倒れた七海弓花に駆け寄る

高円寺マリ : 「ちょっと、七海?敵となれ合わないでよ」

と言い捨てると鎖巻に狙いをつけます

鎖巻 結羽 : 「ハァ……めんどくさ……もう誰でもいいからさ……」

早乙女アスカ : 「んー、とりあえず状況的に4対1ってことで良いのかな……?おい、そこのお前。1人で勝てるって言うなら相手しないでもないが……私としてはひとまず帰ってくれると嬉しいんだけど。他校に連絡するのも嫌だし」

早乙女アスカ : 高円寺ちゃんを指さします


GM : お互いに仲間割れしておる


高円寺マリ : 「1対4?ちょっと計算間違えてるかな」

GM : と言うと、彼女の影から全く同一の姿が二人出現する

GM : 3人に増えたよ


早乙女アスカ : 「あー、そういう……」

高円寺マリ : 「さて、七海っ。一緒にUGNをやっつけよう」


早乙女アスカ : 七海ちゃん意識あります?鎖巻が意識刈り取ったらしいけど

GM : 殴られた後の演出忘れてましたね。イージスの盾Lv4でガードしたのでコンセ乗ってない素手パンチではダメージ自体入ってないかと

早乙女アスカ : つまり意識あると

GM : ありますね。七海ちゃんは紅ちゃんのそばでどうするか迷っています

早乙女アスカ : なるほど


早乙女アスカ : 「あー、こら不味いな……おい七海。起きてるなら選べ。私らと……夜藤と闘いたいなら、とっとと向こうへ行け。でも迷うなら、そのまま夜藤と逃げろ」

早乙女アスカ : 「夜藤。七海と闘いたくないなら手を離すな」


GM : すばらしい。素晴らしい。それをやられるとGMとして敗北を認めざるを得ない。実は高難易度判定させようと思ってたけど、それすら野暮に思えるRP力の高さだ。


鎖巻 結羽 : 大人の対応を見て僅かに冷静になる

鎖巻 結羽 : (闘わないでよ、本当……!)


GM : もし、PCが七海ちゃんと紅ちゃんを一緒に逃がすという判断をするのであれば、それを尊重します

早乙女アスカ : 夜藤たや次第ですかね


夜藤 紅 : 「…!弓花!一緒に行こう!」

七海弓花の手を強く握る

七海 弓花 : 「…うん!紅とは一緒にいたいから…!」


GM : 七海は紅を抱きかかえると、両足を変化させ、勢いよく飛び上がります


鎖巻 結羽 : 「……っ!」


GM : この移動は「ハンティングスタイル」として扱いますので、エンゲージは無視できる。つまり、一切の妨害を受けずに戦闘エリア外へ。そのままメジャーアクションでシーンからの離脱を宣言します。

早乙女アスカ : お、二人とも逃走成功だ。やったぜ

GM : 正直、エネミーエフェクトの「瞬間退場」で事足りる処理なんだけど、七海ちゃんにエネミーエフェクト使わせたくなかったから回りくどい処理になった。

セレーチカ : そういうGMの配慮はありがたい。


早乙女アスカ : 「さて、これで3対3だけど……どうする?私は生徒二人の安否を確認したいから、とっととこの場を離れたいんだけど」高円寺に言います

高円寺マリ : 「うーん、七海はわがままで困っちゃうなぁ」

と七海が飛んで行った方角を眺めてつぶやきます


GM : そして、あなたたちに向き直ると


高円寺マリ : 「初めまして、UGNさん。私はFHチルドレンの高円寺マリ、コードネームはクイーンアントβ(ベータ) よろしくね」

早乙女アスカ : 「ご丁寧にどーも。私は早乙女。一応こいつらの学校の教師ってことになってる」

鎖巻 結羽 : (なるほど……こいつが……そういうこと……)

鎖巻 結羽 : 「先生、実名は流石にどうかと思いますが」

早乙女アスカ : 「だれも実名とは言ってなかったんだがなぁ……」

鎖巻 結羽 : 「……失礼」

セレーチカ : 「FH…関わっているとは聞いていましたが、ここまで大々的に動いているとは思わなかったな…」

通信端末から聞こえてきた単語に顔をしかめつつ手短に支部に情報を共有するともうそう遠くない現場へと走ります。

高円寺マリ : 「こちらも七海を追いかけたい…ところではあるんだけど、お互い見逃す理由はないんじゃないかな」

鎖巻 結羽 : 武器を握る手に力を入れ直した


GM : と、言いつつ3人の高円寺マリはそれぞれの武器を構えます。左右がレイピア、真ん中がボウガンですね。


早乙女アスカ : 「私は前提クエストをしっかり全部やってからボスに挑む派でね。初見でお試しをやる性格ではないんだ。お互いの素性がわかったってことは、調査の尻尾は出来たんだ。もっとお互いの事を知ってからまたおしゃべりしてもいいんじゃない?」

鎖巻 結羽 : (先生、あなた闘えるんですか)小声でこっそり訪ねてみる

早乙女アスカ : (私の細腕を見ろ。前衛向きではないだろう。単純に早く帰って特番を見たいだけだよ。今日はマヌルネコ特集なんだ)

セレーチカ : 「すみません、遅くなりましたっ」

歪に膨らんだスクールバッグを肩にかけて息を切らしながら現場に到着します。


GM : セレちゃん到着しちゃったじゃん。携帯とかでのんきに連絡取り合ってたら合流待たずに攻撃仕掛けるつもりだったのにRPに夢中でタイミング逃した!

セレーチカ : やったぜ


鎖巻 結羽 : 「支部長…!」

セレーチカ : 「状況は見聞きしていたので把握しています。今は目の前の状況に対応しましょう。」

早乙女アスカ : 「鎖巻……また情報を口に出したな。ほら、高円寺……といったか?こちらは我らが支部長だ。そっちの方が情報量多いんじゃない?」

鎖巻 結羽 : 「……」

高円寺マリ : 「お互い素性がわからない…?それはあなた達だけじゃないかな。そこの子はブラックドッグ/ハヌマーンのクロスで、先生はオルクス/ソラリスのクロスでしょ?」


セレーチカ : ごちうさ完売

セレーチカ : 情報戦ならこちらも負けてないぞ!


鎖巻 結羽 : 「バレてるじゃないですか……!」

早乙女アスカ : 「あーくそげーじゃないか。はあ……」先生、戦闘回避を諦める

鎖巻 結羽 : 「ハァ……何はともあれ……」

鎖巻 結羽 : 「ようやく闘える……ッ!」

GM : 戦いたいんじゃないか!


GM : というところで、今日は終わりですかね

早乙女アスカ : 次回!戦闘!

セレーチカ : おつかれさまでした!

早乙女アスカ : オツカレサマドスエ

夜藤 紅 : お疲れ様ですー

鎖巻 結羽 : 次回は大人しくします お疲れ様ですわよ

鎖巻 結羽 : 途中PLが暴走したがいい感じの登場に満足


夜藤 紅 : 立ちはだかるFHチルドレン、高円寺マリ!紅と弓花の運命や如何に!

次回、ダブルクロス

『交差する想い』

ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉


GM : 次回予告している!GMの立場が!

鎖巻 結羽 : また見てね☆

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