第82話電車か車かそれとも
積み木にブロック、以前にも書いたボールプール等ママの方針もあり息子くんが幼少期の遊びには全力で取り組んでいました。
増える玩具たちは留まることを知らず(大体ママのせい)押し入れの大きな玩具箱は気づけば衣装ケース二つ分に膨れ上がっていました。
その頃には息子くんの遊びも積み木やブロックではなく、電車や車の玩具やたくさんのヌイグルミ(ほとんどママから奪ったもの)に変身ベルトの玩具などその幅も広く、絵本は山積みとなり流石に小学校へ入学前になるとママも少し整理を考え始めました。
「ブロックや積み木、もう遊んでないよね」一つ一つ息子くんに確認しながら、保育園のバザーにお渡しする分やお譲りする分、また壊れてしまっていたり使えないものや友人に譲るものを振り分けていきました。
息子くん最初は抵抗を試みていましたが、使わなくなった玩具など遊んで貰える方が玩具は幸せじゃないかな、こうやって玩具箱の下に眠ってる方が寂しくないかなと話すと「息子くんも一年生になるからな、オモチャはあかちゃんたちに遊んでもらおう」そう言って振り分けのお手伝いに励んでくれました。
そして何より一番揉めたのが増えに増えた車の玩具と電車の玩具と変身ベルトの玩具。
これが嵩張る上に量もたっぷりある。息子くんここでゴネ始めます。
ママは思案の上今一番よく遊ぶ変身ベルトの玩具は整理から外すとして、車の玩具と電車の玩具はシリーズが集まっているものだけを置いておくのはどうかと息子くんに聞いてみました。
一時間ほど悩んでいた息子くんでしたが、結果電車の玩具は電池が必要なシリーズ物だけを残すことに。これは息子くんが言い出した「レールに合うもの」だけを残した結果でした。
車の玩具の方はミニカーだけを残し大きな重機系などの方は整理に。
抱えて運んで全部片付くまで一ヶ月近くかかりましたが、読まなくなった絵本や使わなくなった玩具などようやく整理が終わりました。が、それでも半分くらいは残っているので衣装ケース一つは玩具で埋まっていました。
少しずつ変わっていく遊びと使われなくなる玩具たち。それでも大きくなってもまだ変身ベルトの玩具だけは手放さない息子くん。
先日も変身ベルトの玩具の電池を入れ替えていました、結構音がするのでイキナリ息子くんの部屋から聞こえてきた効果音にビックリしたママが飲んでいた珈琲を吹き出すことになったりしていました。息子くん、突然鳴り響く効果音はビックリするよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます