第10話初めてのお布団
ベビーベッドはレンタルを利用していた我が家でしたが、レンタルということはいつかは返却の日が来るもの。
ママ的には半年を区切りに更新するか返却かを考えていたのだけど、六ヶ月になる頃には寝返りも激しくいい加減バスタオルくるくる巻いてベビーベッドの周りに毎日置き直すのにも疲れていたため、また夜泣きも激しく完全な消耗戦を強いられていた前線のママとしても、ベビーベッド返却からのベビーサークル導入といよいよお布団デビューをすることに繰り返す脳内会議の上に決断をした。
半年お世話になった相棒に別れを告げるべく丁寧にお礼を込めて綺麗に拭きあげて、返却をしてお布団をいざ畳の上に移動。そうしてお布団とは別に扉には柵を部屋にはベビーサークルを設置。
その間お布団の上をハイハイし始めた息子くんは楽しそうに転がってました。
夕飯時、キッチンに立つ時にベビーサークルへ。息子くん盛大に泣く。そりゃあもうこの世の終わりかと言うくらい泣く。
されど安全が先、息子くんに暫しベビーサークルで我慢していただき離乳食の準備に取り掛かった。
毎回手こずる離乳食をようよう終えて、お風呂に入り湯冷ましを飲んだらいざお布団へ。
壁際に息子くんの小さなお布団、壁の方にはくるくる巻いたバスタオルをずらりと並べ衝突防止。
隣にママのお布団。
案の定、興奮して寝ない。隣にママが寝てるのが不思議なのだろう、寝ない。
ペシペシ叩かれながらママは寝たフリを決め込むと、一頻り慣れない状態からスコンと寝落ちた息子くん。
夜中に何度か夜泣きに起こされるも原因の特にないものに関しては隣でトントンとしていれば寝てくれるように。
まぁお布団二つも気がつけばママのお布団占領して大の字に転がりママを蹴飛ばしてママは畳まで追いやられるように間もなくなってしまったのだけど。
そんな息子くん、小学校に上がる時はベッドと机一体型にしたのでお布団からの卒業も早く、ベッドで寝れないとよくママのお布団に潜り込んでました。
最近はママのお布団でソシャゲに勤しむため新たな戦いの幕が切って落とされた我が家。現在ママ劣勢も切り札はママの懐にあるのだよ。
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