暁先生はまた立ち上がれたようですね……そして奏多ちゃん、いつも以上に大胆に攻めましたね！

「先生はバカですね」読み手になんと優しく強く響く奏多の言葉でしょう。同じ言葉なのにこの作品では胸をうちます。教師としてのこれまで。彼女の成長が短い言葉に集約しています。彼女は自分の運命と向き合い。それまでの大人たちや自分を許して受け入れ。受け入れらぬ告白をしました。その相手の先生もそのまま受け入れ励まし。今は自分の運命を見据えています。よいことも悪いことも失敗も全部受け止めて。未来に向おうとしている。「それが、あなたが私たちにしてくれたことです先生」胸を張って！そのような感情が読み手の心にも伝わって来るのです。素敵なエピソードです！

剛の事は悲しいですが、何とか立ち直って前を向けたのですね。
これからも試練がたくさんあるかもしれませんが、がんばってもらいたいですね。