第3話 合格になるのか?

それから何週間も続いたかな恵さんのスパルタ修行もようやくここまで来た。

そして僕はある人を思い浮かべた。その人物とは一体・・・。


かな恵「よくここまでたどり着いたね。」


俊「はい、かな恵さんのおかげで僕はここまで成長が出来ました。」


かな恵「じゃあ、見せてもらおう、ここまでのあなたの成長ぶりを・・・。」


俊「はい!」


かな恵「では、この鉛筆をまっすぐに立てる修行を・・・はじめっ!」


俊「はい。」


《そして。》


俊「出来た・・・。」


それから僕は見事に鉛筆をまっすぐ立てる超能力に成功をした。

そして僕の修行は終わった。


かな恵「お見事です。」


俊「はい、ありがとうございました。」


祖父「よくやった俊。」


俊「じいちゃん、俺やったよ。」


祖父「お前は明日から重要な任務をしてもらう。」


俊「任務?」


かな恵「まさか知らないの?「任務」とは他の人たちに会ってお互いの超能力を使って戦う大事な任務だよ。」


俊「でも、僕は・・・。」


祖父「では少しだけ任務って事を感じさせるためにもう一つの修行をしよう。」


俊「えっ、どんな任務なのじっちゃん。」


かな恵「仕方ない、明日から私も行くわ、俊がやる気出るまでの間だけ一緒に居てあげる。」


俊「はいっ、ありがとうございます。」


かな恵「まぁ、当然でしょ?」


そして彼女はにっこり笑うと僕も笑顔になっていく。


祖父「では、お疲れ。」


俊「じっちゃんまたね。」


かな恵「素敵なおじい様だね。」


俊「はいっ。」


かな恵「フフッ。」


俊「でも僕の両親は6歳の時に死んだけど、今はじっちゃんが僕の事をお世話をしてくれているから。」


かな恵「帰ろう。」


俊「うん。」


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