第6話 ひとりぼっち

私の小学1年から3年までの3年間は、殆ど「本の虫」だった。

友達は少なからずいたが、給食を食べるのが遅く

昼休みになっても1人で食べていた為、友達とはあまり遊んでいなかった。


給食を食べ終えると残り僅かな昼休みの時間を図書室で過ごしていた。

好きな本を借り、教室で1人静かに読むのはこの上ない至福の時間だった。


だからであろう、

ひとりぼっちでも寂しいと思うことがなかった。

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