第14話 彼女の正体?

 今は自衛隊のヘリコプターの中で。ボクは自衛隊員から話を聞くと、地球がエイリアンから生物兵器で攻撃されていると聞く。ボクと彼女は目を合わせて、ボクはちょっと考えてみる。エイリアン? 生物兵器? ボクはいまいちピンと来なかった。けれども、この空からの地上の様子を見るとそうらしい。

「ちなみに、その女性は誰ですか?」ひとりの自衛隊員がボクに聞く。

「それがボクたち、記憶がないのです」

 すると。

「どうやら、話を聞くと、宮坂田健一さん? そちらの女性がエイリアンの可能性がある」

 ボクはそれを聞いて、え? となる。

「そんなわけがありません! ボクと彼女は愛し合っているのです! そんなわけがありません!」ボクはそう言って彼女を力強く抱きしめる。

 彼女がエイリアン? そんなわけがない。たとえ、そうだとしてもボクは彼女のことが好きだ、愛している。しかし、あの優しい歌声はなんだったのだろうか。それから、ボクと彼女は東京の街をヘリコプターから見せてもらう。地上は焼け野原と化していた。ボクは絶望した。なんということだ。


続く

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