第7話 廃病院に食料
ボクと彼女はスタッフルームから出て廃病院内の倉庫を探す。ボクは宮坂田健一、この廃病院の医者、だったらしい。彼女も何も思い出せないらしい。しかし、この廃病院はキレイな方だ。大きい廃病院の中を進むと倉庫がある。ボクと彼女は倉庫の中を調べる。うーん、食料がいっぱいある。これなら安心だな。彼女は倉庫の食料を食べ始める。どうやらクッキーのようだ。ボクもそれを食べる。お互いにお腹が減っていたようだ。次に2階に上がる。ナースステーションが目に入る。スタッフルームと同じくらいナースステーションも書類が散乱している。ボクと彼女はそれぞれその書類をひとつずつ目を通す。けれども、これと言った情報がなかった。それから、病室の個室に入って彼女はこう言った。
「ねえねえ? ここならいいでしょう?」笑顔の彼女がボクに抱きつく。
ここはキレイだ。うーん。どうしようかな? えーと、それでは。そうしようかな。ボクは彼女にキスをする。病室の個室のベッドの上に二人で乗る。窓からは異形の人々の姿が見える。ボクと彼女は、そんなのお構い無しにベッドの上でキスをしている。
続く
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