応援コメント

5人目 麻田舞」への応援コメント

  • こんにちは。丹生壬月です。

    ここまで読ませていただいた感想を書かせてもらいます。

    二話目で語り手が急に変わったので、一瞬困惑したんですが、プロローグがそれぞれ別のキャラクターが同じ現場について語っていることを理解した瞬間、とても引き込まれました。

    キャラクターの書き分けがとてもお上手ですね。
    私は、一人称はそれぞれ別のキャラクターになりきって書かないといけないので難しいと思っています。
    下手な作家さんが多くのキャラクターを一人称で描写すると、皆どこか似たようなキャラクターになってしまうものです。
    そういった点が、こちらの作品には感じませんでした。

    そして、この五話目の〝あのセリフ〟――どきりとしました。
    はたして私はこれまでの人生で、そんなことを考えたことが一度でもあっただろうか。
    新しい気づきを得ることができました。