第16話 魔法を求めて

更新です

魔法についてちょっぴり触れていきます

―――



社会人として立派に勤めを果たし、家主として立派に務めを果たし。

そうしてやっとの息抜きに、同居人を誘ってファンタジー世界へ降り立ったシズ。

日が沈もうと傾いてゆく世界は、午前の清々しさとはまた違った趣があった。


自分の視点が高いことに少し驚き、苦笑などしつつもそれを堪能していると、少し遅れてレインがやってくる。

軽く挨拶を交わし、さていこうかとシズが言うよりも前に。


「さっさと行こ」


と。

なにやらやけに乗り気なレインが、まるで周知のことであるかのような自然さで用意した真っ黒な塊。見ればレインのそばにはぐぺぇと寝そべる白い犬がいて、レインと一緒にシズへと視線を向けてきていた。


「は、な、どゆこと?なんそれぇ!?」


当然のように面食らうシズにレインは眉をひそめ、それからそっぽを向いてしまう。


「別に。乗り物」

「いやいやいや、は?乗り物っておま、えぇ、いつの間に……」

「早く乗れば」

「お、おおぅ……」


つーん、とそっぽを向いたまま急かしてくるレインに、シズは恐る恐るその黒い物体に近づいた。

迎え入れるようにうにょ、と枠の一部がへこんだので、そこから乗り込んでみる。

犬を挟んでレインの反対側にある、段差のような座席に座る。


「おぉ……」


しっとりとしているような気がする、適度なフィット感。

鎧を纏っていてもこれは座り心地がいいのだと分かるその感触に、自然感嘆の声が上がる。


「すげぇなこれ、え、やばっ。こんなことまでできるのかよ」

「……行くよ」

「お、おう」


ほへー、ときょろきょろしているのをじぃ、と見つめていたレインが、やがてぷいっと前を向く。

少しドキドキしながら頷けば、その物体はすぅぅ、と動きだした。


「お、お、おおー!」

「向こうだっけ」

「あ、ああ。確かそっちだ」


方向を確認してくるレインに頷けば、黒い物体は目的地を向き風を切るほどの速さで進んでいく。

しばらく声を漏らしながら周囲を見回していたシズは、それから興奮気味にレインを見つめた。


「いやすげーなこれ!なんだよ、まさか昨日あの後一人でやってたのか?」


なるほど道理で朝どれだけ声をかけても顔が見られなかったはずだと納得する。

一時期は本気でなにか問題でも起きたのかと疑ったものだったが、どうやら寝ていただけのことだったらしい。


だからそこまで深い意味のある問いかけでもなかったのだが、レインは剣呑に睨みつけてきた。


「悪い?」

「いやいやいや!なんかめちゃテンション上がったわ!これわたしも使えんの!?」

「……まだ無理」

「そっかぁ」


なにやらひととき腹立たしげな気配を滲ませつつも首を振るレインに、シズは肩を落とす。

こういった、非現実的な謎存在というのがどうやらことのほか好きらしい。


「……ところで気になったんだがよ。この犬ってまさかペット的なことなのか?」

「ただの足だけど」

「わふ」

「足?」


あっさりと言うレインと肯定的に声を上げる犬に、シズがはてなマークを浮かべる。

するとレインは、今まさに乗っている黒い物体をとんとんと指でさした。


「……つまり、これはこの犬のパワーってことなのか?」

「そんな感じ」

「わぅ」

「まじか!?すっげぇなお前!」


きらきらと瞳を輝かせ犬を見つめるシズ。

犬はなんともやりにくそうに顔を背け、気だるげに吐息する。


(……どことなくアカリに似てんなこいつ)

「なあなあ、こいつ名前とかあんの?」

「……エド」

「あっはは!なるほど!サモエドだもんな!いい名前だ!」

「ちっ」

「わふぅ……」


舌を打つレインと目を閉じる犬。

やはりなんとなく似ているなと思うシズだった。


そんな訳で徒歩に変わる移動手段を手に入れたふたりは、しばらくのんびりとドライブを楽しむ。

とてつもなく大きな湖をぐるぅりと迂回して、やがて湖に注ぐ大きな川に至る。

そうしたら川を上流に遡って、そのまま森へと入り込む。途中川の真上にあった『追憶の欠片』をとりあえずファストトラベルできるようにだけして通過して、更に遡っていけば道は険しく傾斜する。

そんな地形をものともせずに乗り越えていけば、やがてふたりはそびえる崖に突き当たった。

ざあざあと落ちる滝が滝つぼに注ぎ、跳ねる飛沫にレインが顔をしかめる。

だからという訳ではなく、崖に沿うように進路を変える。


魔法使いパルムの話では、この崖沿いのどこかに目的の場所はあるとのことだった。

具体的な位置は分からずしばしさまよって、そうしてふたりはそれを見つける。


『追憶の欠片』だ。

その周囲に結構な数のプレイヤーがおり、そのおかげもあってさほど時間がかからず見つかったというのもある。

見ればそのすぐ後ろには、崩れ落ちた崖の残骸があった。


『鉱山の金糸雀』

〜あらすじ〜

魔法を求め暗闇の中を惑い進む少女は、ふと美しい歌声を聴いた。鳥のさえずりのような歌声に誘われるまま、少女は深淵へと沈む。

〜クリア条件〜

*"少女"を脱出させる。

・魔法を獲得する

(*:必須条件 ・:選択条件)

〜クリア報酬〜

『ミスティ銀貨5枚』


「これっぽいな」


端々から漂う魔法の気配。

どうやらこれが目的の場所らしい。


「めんどそう」

「確かになんか結構大変そうだな。ま、とりあえずやってみようぜ」

「はぁ」


気だるげにため息を吐くレインに苦笑しつつ、シズはウィンドウを操作する。

ついに魔法というファンタジーに触れられるのだと、自然に笑みが浮かんだ。


《Tips》

『山』

・ミスティス最大の山脈に属する連峰のひとつ。初期のエリアをぐるりと囲むように山脈が続いており、それを超えることで世界はさらに広がってゆく。


やけに月が明るい。

僅かに湿った空気を、こぉぉ、と吸い込む大きな口。

最低限の木枠に支えられた洞窟の奥、遠く聞こえる滝音に紛れ、静かに染み渡るような歌声が聞こえる―――


【物語の分岐点に到着しました】


『鉱山の金糸雀』

〜クリア条件〜

*"少女"を脱出させる。

・魔法を獲得する

(*:必須条件 ・:選択条件)


どうやら街と同じくこのまま開始ということらしい。

レインと目を合わせれば、特になにを言うでもなく顎をしゃくられた。

よし、とひとつ意気込んで、そうしてふたりは洞窟へ足を踏み入れる。


『環境系:―――未踏破―――』

・求めるならば、追え。


「……ヒントじゃねえなこれ」

「別にクリアする必要ないし」

「まあそだけど。てかさっきの使えないのか?」


はてなと問いかければ、レインは使うなら使ってるしとでも言いたげに深々とため息をついた。

確かにそうかと納得し、シズは洞窟の奥へと視線を向ける。


洞窟は、壁にかかった松明に照らされて辛うじて視界を保たれている。

道は、少し進んだところで分岐していた。

それ以外はなんら特筆するべきこともないようだったが、物語の名前からしてあまりシズは楽観視もしていない。


「……『スーパーシールド』」


なにかあったときのためにと、なにかが起きる前からミストを発動しておく。

光源ともなるため一石二鳥な気がしていたが、やはり相変わらず光源としての能力はあまりないらしく、さほど視界が改善したようには思えなかった。


「……変な匂いとかしたらすぐ言えよ」

「は?なにそれ」

「んとな。簡単に言うと、カナリアって人間より毒ガスに敏感だから、昔の炭鉱夫とかって毒ガス探知機みたいな感じでカナリア連れて行ってた……らしいんだよ。たしか」

「……ふうん」

「ま、だから一応な」


そんなやり取りをしながら歩いていれば、やがてふたりは分かれ道に到達する。

Y字に別れた左右の道。

そのどちらも、なにか、薄暗闇の中でうごめく影がある。


影をつなぎ合わせたようなぼろぼろの布を纏う、人型らしきもの。

頭から布に覆われ、見えるのは振るいやすい枝くらいの細さの足と、隙間からぐぽーんと覗く赤色。目のようなサイズ感のそれは、けれどたった一つしか見えない。


『異形系:チェイサー』


「まじかぁ……」


やはり、というべきか。

一目で分かる敵という事実に、シズは顔をしかめる。

それもチェイサーとやらは一体だけでない。そこかしこを、足音もなくさまよい歩いている。


左右の通路には、途中で分岐していたり曲がっていたりするのが見えるが、どうせどこに行ってもいるのだろうと、シズはほぼ確信していた。


「……まあ、やるしかねえか」


しゅら、と、腰に提げた長剣を抜く。

ステータスによるものか、想像よりもずいぶんと軽い。

それでも遮二無二振り回すには厳しいものがあるが、落ち着いていればなんとかなると思い込むことにした。


そうして覚悟を決めたところで、今度は左右のどちらに向かうかという問題がある。

けれどそれには、ある程度結論が出ている。


なんということはない、右の道からは、歌声が聞こえているのだ。


「……まあ、右だよな」

「そうなんじゃない」


同意を求めて視線を向ければ、レインは適当な様子で頷く。

いちおう、求めている少女は歌声に惹かれているはずで、シズはそういう理論に基づいているのだが、果たしてレインはそんなことを覚えているのか。


まあどちらでもいいかと肩を竦め、それからシズは表情を引き締める。

もっとも近くのチェイサーは、道のすぐ先にいる。

踏み入れるとすれば戦闘は避けられないだろうと、シズは喉を鳴らした。


「いっかい私がやってみるから、レインは援護頼むな」

「勝手にすれば」

「おう」


素っ気なくはあるものの、なんだかんだいざとなったら助けてくれるというのは、前回の街で分かっている。というか信じないととても恐ろしくて挑めない。


大きく息を吐き、それからシズは、スーパーシールドを前に構えながらじりじりとチェイサーに近づいていく。


どきどき、どきどき。


心臓をならしながら、少しずつ、少しずつ迫るチェイサー。


―――ッ!


「ぅお、おお!?おおー!」


ある程度の距離を詰めたところで、シズは雄叫びを上げて疾走する。

がちゃがちゃとやかましく鎧を鳴らす音に自分でややびびりつつもその射程にチェイサーを収め、


「でらっせぃ!」


両手で振り上げた長剣を、大上段から振り下ろす!


だいぶ独特なかけ声と共に振り下ろされた長剣がチェイサーの頭を叩きつけ、どづっ、と乾いた砂袋を叩くような感触が返ってくる。


チェイサーはあっさりと殴り倒され、かと思えば、まるで中身など最初からなかったかのように布だけが足下に広がる。


うへえ、と顔をしかめて腕を振りながら一歩下がるシズ。

生々しい感触というのもそれはそれで心底嫌ではあるが、こういうお化け的なものもそれはそれで嫌だった。


とはいえなんにせよひとりでやって見せたぞとほっと息を吐くシズの目前で、布がにゅっと立ち上がった。


「!!!?!?!?!」


一瞬で元の姿に戻ったチェイサーに、咄嗟にめごっ、とたたきつけられるスーパーシールド。

イメージで操作できる分先行したらしい。当の本人は腰を抜かしてその場に尻もちをついて、何事もなかったかのように地面を覆う布を心臓を押さえながら見開いた目で見つめている。


ぎぎぎ、と口をパクパクさせながらレインに振り向いて、言葉すら発せず布を指でさすシズ。

なんなら泣きそうだった。


「とどめさせば」

「と、ぉあ……あ、ああ、なるほど、そういうやつか、なるほど、そういう……」


レインの呆れたような言葉に、なんとか理性を取り戻すシズ。

安心したところに不意打ちを喰らったのであまりにも驚きこそしたが、落ち着いてみれば今のところチェイサーはただ立ち上がっただけである。


なんとか心臓を落ち着かせながらよっこらせと立ち上がったシズは、すでに立ち上がっていながらも反撃すらすることなくまたさまよい始めるチェイサーを見やる。


「……全然追跡チェイスしねえなこれ」

「ああ。……そうだね」


なるほど、と頷き、かと思えばなにやら不満げに口を尖らせながら同意を示すレイン。

うっかり納得を見せたのがそんなにも気に入らないのかと不思議に思いつつ、シズは一応離すことなく握っていた剣を腰に戻した。


「まあ、無害なやつを無理に倒す必要もねえよな!行くか!」

「……」


どことなく呆れているっぽい視線を感じつつ、シズは気にせず進むことにした。


進んでみると、どうやらやはりチェイサーたちは攻撃的な存在ではないらしい。

すれ違っても挑発してみても、ヘイトがシズたちに向く様子はなかった。


なんとなく拍子抜け感を覚えつつ、なんにせよ平和なことはいいことだと、すっかり油断するシズ。そうなるとそうなったで、曲がり道はあれど歌声を追うだけの道中を暇に思い、レインと雑談に花を咲かせる。


とはいえ主にシズが話して、レインが雑な相づちを返すという形だったが。


そんな道中。

自然と言えば自然なことだが、話題が魔法に関することに触れる。


「そういや、レインは魔法がどんなんか知ってるか?」

「……知ってる」

「お、そうなのか」


そもそも魔法を求めてここにきたんだよなあ、と思いながらシズが問いかければ、レインはややためらいがちに頷いた。

そんな態度にちょっぴりはてなマークを浮かべつつ、シズはパルムに教えてもらった魔法のことを思い出す。


「わたしは、なんか魔法使うためのミストがあるってことくらいしか知らねえんだよなあ。それがここでゲットできるらしいじゃん」

「……」

「どんな形してんだろな。ってか全然イメージつかねえ。水晶玉……は占いか。やっぱ杖なんかね」

「……ねえ」

「ん?どした」


呼びかけられて振り向けば、レインは足を止めて俯いていた。

なにごとかと怪訝な顔をするシズに、レインはなにかを取り出して差し出してきた。


それは、どうやら銀の腕輪らしい。

琥珀、にしては茶色がすぎる透き通った宝石がはめ込まれたそれを、首を傾げながらも手にする。


【魔法関係の道具を取得しました。】

【魔法のチュートリアルを開始しますか?】


「……、?……はぁ!?」


しばらくウィンドウの文字を理解するのに時間をかけ。

そして理解してもなお意味がわからず。

ようやく腑に落ちた瞬間に、驚愕の声が上がる。


「な、は、な、なんこれ!?」

「……昨日拾った」


手の中の腕輪を二度見三度見しながら問い詰めると、レインは視線をふいっと逸らしながら言う。


「きの、え、ひとりでここやったってことか……?」

「違う。なんか、PK倒したら落ちた」

「ぴーけー……?」

「悪いプレイヤー、的な」

「はぇー、そんなんが……えっ、てことはもしかしてここやんなくてもいいのか?」

「それ、地属性だから。他の属性もあるし」

「あ、ああ、なるほど……」


どうやら、このアイテムがあるから今の挑戦は無駄だと、そういうことが言いたいわけではないらしい。そうであれば、心底驚きはしたものの、まあラッキーだったな、といった程度の話だ。


とそこまで考えて、シズは首を傾げる。


「それでこれ、なんで私に?」

「あげる」

「、!?なんで?!」


まさか、とは思っていた。

プレゼント、とまでの思い上がりはしないものの、とはいえもしかしてこれくれようとしてるのではと、そう思わないでもなかった。

しかしタイミング的にシンプルに見せびらかそうとしただけというのが多分に有り得るとも思っていたし、それどころかなんなら有力候補だった。


それが本当にあげる、などと。

あまりの衝撃に目を白黒させるシズに、レインは睨みつけるような憮然とした表情を向けてくる。


「いいでしょ別に。あげるって言ってるんだから貰って」

「お、おぉ……」


どうやら本当にくれようとしているらしい、

シズはしばらくその現実に呆気に取られ、けれど程なくして、心の底から喜びが湧いてきた。


「レイン、ありがとうな!マジで嬉しい!」

「……あっそ」


つん、とそっぽを向くレイン。

そんな仕草を照れているのだと思ったシズは、可愛いところもあるじゃないかとにやにや笑いながら、早速その腕輪を装着してみる。


「へへ、どうよ」

「……別に。ふつう」

「そうか?へへっ、ありがとな!」


言葉上でまったく褒められていなくとも、とりあえず悪態がないということはレインの中ではそこそこ高い評価なのである。

それを十二分に理解するシズは上機嫌ではにかみ笑い、それから早速魔法についてのチュートリアルを開始する。


説明のウィンドウをささっと流し読んだシズは、逸る気持ちを抑えることもせずに早速実践してみることにした。


「っし、危ないから離れてろよー!」

「浮かれすぎ」

「だって魔法だぜ?上がるだろそりゃ!」

「あっそ」


レインに水をさされようともなんのその。

ウキウキ気分でメニューから魔法の一覧を確認し、手始めに一番レベルの低いらしい『第一層』というものを選んで使ってみることにする。


「よぉし!いくぜ、『ロック』!んぉっ、吸われた!」


シズの言葉に合わせ、なにかが吸われるような感覚と共に宝玉の中に光が点る。

その周囲に描かれてゆく魔法陣に「うっはー!すげぇー!」とまたテンションを上げて食い入るように見入るシズ。


程なくして一重の魔法陣が完成し、シズの視界にはポインターが表示される。

適当に前方の空中をイメージするとポインターはその場所にすいーと定まった。


「刮目しろ!『ロック』!」


最後に発動のキーとしてまた魔法の名前を唱えれば、ポインターの場所にぎゅん、と岩が発生する。


「おおー!めっちゃ魔法じゃん!ひゅえー!」

「……バカみたい」


発生した岩が重力に引かれてどごっ、と落ちるだけの光景に歓声を上げるシズに、ボソッと呟かれたレインの言葉はシンプルに届かなかった。

岩は数秒で光に弾けて消えてしまいそれにもまたすげーすげーとシズは歓声を上げる。


「じゃあ次は〜♪」

「……」


少女が危機的状況にあるかもしれない中で、そんなこともすぽーんと忘れてしまってルンルン気分で魔法を物色するシズを、レインはただ黙って眺めていた。


《Tips》

『第一層魔法』

・魔法の中で最もシンプルなもの。石が出る。火が出る。水が出る。風が起きる。電気が発生する。などなど。一重の円環魔法陣からなるため、属性を基準に単一の要素のみを持つ。そのルールに従えばどれほどの火力だろうが第一層。もっとも、その場合は円環自体が大きくなるため第一層クラスの小さな宝玉では扱えなくなってしまうが。なお、その要素の基準はわりとガバガバである。

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