第9話 ぶらり街歩き
更新です
のんびり
―――
◆
お騒がせなおてんば姫の大冒険を、街の住民たちは知りもしない。
だからこの街は今日も変わらず、活気と喧騒に満ちていた―――
「……」
「だからやめい!おら、そこの路地行くぞ」
ぷるぷるするレインを引きずって路地へ逃る。
相変わらず人通りの激しい街だった。
なにやら殺意すら感じる視線を大通りに向けながら壁にもたれかかるレインを心配し、シズはその肩に触れる。
「大丈夫か?」
「……別に」
「うむぅ……そうか。んじゃあまあ、やめとくかここは」
名残惜しみちらっと振り返りながらも、シズは笑って言う。
街の探索に繰り出したいという気持ちは当然あるものの、わざわざレインに無理させるほどではない。村とは違って本気で拒絶している様子はただ事でなく、そんな姿を見ていればなんだかシズの方まで悲しくなってくる。
そんなシズにレインはゆるりと視線を向け、それからまたそっぽを向く。
「ひとりで行けば」
「は?いやそれは流石になぁ」
「ガキじゃないんだから。……待ってる」
「……いいのか?」
「なんかまた情報拾ってきて」
「……ん。おっけ。だったらちょっと行ってくるから、あー、まあログアウトとかして待ってるなら連絡くれ」
「ん」
こくりと素直に頷いたレインが、かと思えばしっしと手を振るので、シズは苦笑しながらも路地を後にする。
大通りに出て、人波に流され街を歩く。
レインのことは心配だったが、とはいえ本人の言う通りガキでもない。
あまり過保護なのもそれはそれでうっとうしがられるだろうというのはさすがに分かるので、まああっちはあっちで適当に過ごすだろうと一旦気にしないことにする。
なにか土産でも買って行ってやろうかと思って、そう言えばとインベントリから『冒険心』の報酬で貰ったミスティ金貨を取り出した。
銀貨よりも高価、ということはさすがに分かる。
ついでにミスティ硬貨が一般的な貨幣であるらしいということも、村の商店で知っていたりする。
ではこの金貨でなにができるのかと言われれば、その途端にはてなマークだ。
その辺の情報も集めてみようかと、手慰みに金貨を弾く。
りんっ、と鳴ってくるくる飛ぶ金貨。
スズの耳元を冷ややかな風が撫でた。
きんっ、きんきんっ。
「……あ゛ぇ」
突発的なしでかしに、シズの時が止まる。
ぎぎぎ、と錆びついた機械のように振り向けば、地面にはわずかに光を弾くものが―――
「っぶねぁ!?」
慌てて拾い上げ太陽にかざせば、弾ける光が眩しく照らす。
紛うことなき金貨。
周囲のNPCが立ち止まるシズを迷惑げに見やる中、シズは盛大に安堵の息を吐いた。
「っべぇ、死ぬかと思った……器用さのせいかこれ……まじかぁ……」
シズのステータスは器用:0%である。
リアルでも不器用だからと満足していたものの、癖になる程度には慣れているはずのコイン投げにすら失敗して、初めてステータスに一抹の不安を覚える。
ともあれ危ないことはやめようと金貨をインベントリにしまい込み、改めてシズは街を探索する。
さすがに道行くNPCに突撃インタビューというのも常識的に間違っている気がするので、なにか気軽に話が出来そうなスポットを探してきょろきょろ。
しばらく歩いて分かったのは、街がエリア分けされているらしいということ。
湖の外縁に沿って凹んだ円形に栄える街は、居住地区と商業地区で交互になった大通りからなっているようだった。
居住地区では、立ち並ぶ背の高い建物の入口に面して大通りが渡っている。居住、というのは建物はあれど店らしきものがないためシズが便宜的にそう思っているというだけの話だったが、どのみちあまりプレイヤーには関係なさそうという点で変わりはない。
一方の商業地区は、ちょうど建物の背に沿うように出店が立ち並んでいる。ときおり背の低い建物がででんと入口を構えていることはあるが、それはそれで店を構える商店であったりする。
そんな発見をうきうきとレインにメッセージで送って既読スルーされつつ、そうと分かれば当然うろつくのは商業地区ということになり、シズはまず手始めにそこに立ち並ぶ屋台に寄ってみた。
「へい大将!やってるか!」
「あらいらっしゃい」
なにやら串を焼いている屋台の男の店主に威勢よく声をかければ、人のよさそうな笑みで応えてくれる。さっぱりと髪を切りそろえた見るからに好青年という感じの店主は、さらっとシズの姿を見やって首を傾げた。
「見ない顔ね?冒険者かしら」
「まあそんな感じだな!これいくら?」
「一本金貨2枚くらいよ」
「高ぇなおい!まけてくれ!」
「じゃあ二本で銅貨15枚でいいわよ」
「やっす!買ったわ!」
「うふふ、毎度あり♪」
「んじゃこれ」
楽しそうに笑う店主に対価としてシズが銀貨を差し出せば、店主はひととききょとんとして、それから申し訳なさそうな表情となる。
「ごめんなさい、今うちあんまりお釣りないのよ。銅貨はないのかしら?」
「まじ?いや実は細かいの切らしててよぉ」
「そうねぇ……今だせるのは銅貨70枚くらいかしら?うち昼からだからまだあんまりお客さん来てないの」
「そかぁ。その70ってないと困んの?」
「いいえ?普通こんな屋台に銀貨持ってこないもの」
「あはは。わりぃわりぃ。んじゃ70でいいや」
「えぇ?」
「んで、代わりになんかおすすめのスポットとか教えてくれよ。いや実は世間知らずでよ。この街についてもぜんっぜん知らねーからさ。な?頼む!」
このとぉーり!と拝んでみせれば、店主は少し悩んだ様子をみせ、それから苦笑した。
「分かったわ」
「まじ?さんきゅー!」
「なんだか悪いわね」
「やや、助かるぜほんと。んじゃ改めて」
「はいどうも」
銀貨を受け取った店主はそれを懐に入れ、代わりにじゃらりと音を立てる袋を差し出してきた。
それを受け取れば、店主はニコリと笑う。
「袋もつけたげるわ。それだけあると大変でしょう」
「まじ?うわありがてぇ。助かる」
にこりと笑みを返し、袋ごとインベントリにしまう。
ちらっと見ると、どうやらそういう場合には『硬貨の入った袋(銅:70)』という記載になるようだった。
なるほど、と頷くシズへと、店主は紙にくるんだ串焼きを差し出す。
「あれ?なんか多くね?」
「気前いいお客さんにはおまけよ」
「いいのか!?」
「やっぱりやめようかしら?」
「おいおいそりゃねぇぜ……」
「ふふ、冗談よ。それで、おすすめスポットだったかしら」
そうねぇ、と考える様子を見せる店主。
それから店主は、シズにいくつかのスポットを教えてくれた。
真っ先に勧められたのが両替所という辺りになんとなく申し訳なさを感じつつも礼を告げ、シズは屋台を後にする。
せっかくだからとまず手始めに両替所に向かいつつ、シズは串焼きをかじる。
なんの肉なのかもよく分からない弾力のある肉に適度な塩と香草が香る、なんとも絶品な串焼きだった。
一口目でその美味しさに硬直し、貪るようにひと串食べ切る。
残りの二本はレインと食べようとメッセージだけ送ってインベントリにしまい込み、るんるん気分で街を歩く。
やがてたどり着いた両替所は、当然というべきか屋台形式ではなくしっかりと店舗を構えていた。
積み上がる硬貨を描いたらしい看板が微妙に分かりにくい。
その両替所で、シズはミスティ硬貨のレートを知った。
ミスティ硬貨は金・銀・銅というそこそこ価値のありそうな三種類の金属からできている割に信用貨幣であるらしく、下のグレード100枚が上のグレード1枚と同じ価値となる。
銅×100=銀×1
銅×10,000=銀×100=金×1
というような形式だ。
一応金の上のグレードとして『宝貨』というものも存在はするが、それは流通しているものではなく一種の勲章や記念品のような代物だという。
両替所では、手数料を支払うことで同じ価値の貨幣に両替してくれる。
その手数料は一律で『両替したい金額の5%』となっているらしく、銅→銀であれば最低でも100+5枚の銅貨がなければ両替は不可能ということになる。
またこの手数料は両替後の硬貨から支払うことも可能となっており、そうした場合には銀貨1枚は銅貨95枚で返ってくる。
とりあえず金貨には手をつけないことにして、シズは自分の銀貨2枚を両替して銅貨190枚にした。それは先程の屋台で貰った袋に収めたが、もし袋を購入する際には別途で銅貨15枚が必要らしい。
ひとまず使いやすいお金を揃えたところで両替所を後にして、それからシズは次のおすすめスポットである酒場を目指す。
他に安くて美味いということで名の知れた大衆食堂もオススメされたが、さすがにのんびり食事を取るというのもなんなので、それよりはむしろ話をしやすそうな酒場を選んだ形となる。
奇しくもファンタジー系RPGのセオリー通りの選択だったが、当然シズにそんな知識はない。
ちなみにちょっとした余談だが、こんな明るい時間帯に酒場について尋ねたせいでかなり店主に心配された。なんならまともな働き口までオススメされそうだったが断った。
さておき酒場にやってきたシズが扉を開いて中に入ると、視界にウィンドウが表示される。
【注意】
【この場所ではお酒を取り扱っています。】
【法律※により年齢認証を行うまで一部感覚が制限されます。】
【年齢認証後も未成年者の場合は制限が解除されませんのでご了承ください。】
【また、なんらかの手段により年齢を偽ったことが判明した場合には法的措置を執らせて頂く可能性がございます。】
【詳しくは本社HP“ゲーム内での違法行為に対する措置”をご参照ください。】
「おおぅ……」
なんとなく物々しい文面にやや怯みつつ、手順に沿って年齢認証をする。
どうやら2つ以上のなんらかのアカウント(年齢登録のされているものに限る)による認証が必要らしく、そこの情報に齟齬があった場合には色々とややこしい事になるらしい。
少しだけドキドキしながら認証を済ませると、どうやら特に問題はなかったようで大きなチェックマークが表示されウィンドウが消える。
途端、鼻を突く酒精の香。
どうやら匂いからしてシャットアウトされていたらしい。
なるほど、と頷きつつ、許されたのならと堂々たる様子で奥のカウンター席へ。
酒場は、適度なざわめきに満たされていた。
不規則的に配置されたテーブル席がいくつかあって、それを囲むNPCたちはがやがやと楽しげに酒盛りをしている。その合間を巡り給仕するウェイターたちも、ときおり客に声をかけられては適当にあしらったりなんかしていた。
一方奥のカウンター席ではそういった光景は見られず、あったとしても隣の客と静かに語らっているような程度。
おひとり様なシズなので、さすがに初っ端からテーブル席に乗り込んでやろうとは思えない。
「となり失礼」
まばらに空いたカウンター席の中で、ひとりで呑んでいた客の隣を選ぶ。
魔法使い風のローブにどう見ても邪魔になる大きな三角帽子をかぶっているせいで分からなかったが、どうやらそれは若い女だったらしい。
睨みつけるような鋭い視線を向けてくるが、特になにを言うでもなく机に突っ伏してしまった。
とりあえず拒絶ではないということでそのまま席について、見るからに店長らしき風格を持つ渋い男に声をかける。
「マスター、オーダーいいかい?」
「はいです!」
「お?」
やけに可愛らしい声の返事。
見れば、カウンターの向こうでぴょんこぴょんこと飛び跳ねる小さな女の子。
かと思えば女の子は男にわしわしと頭を撫でられ、くすぐったがっているうちに脇によけられた。
「……娘だ」
「なるほど。ちょーかわいいな」
「ほめられました!」
見た目から予想される以上にダンディな声で静かに告げる男。
シズが笑みを向ければ、女の子は嬉しそうにペかーと笑う。
ほっこりと癒されつつ、シズは男に視線を向ける。
「けどいいのか?教育に悪いだろここ」
「……問題ない」
「こーみえておねーさんなのです!」
「まじかよ」
確かに男の見た目年齢からすれば、成人した娘がいてもなんらおかしいことではない。
ないが、その娘が今目の前にいる女の子であることはないと十人が十人口を揃えるだろう。
信じられない様子で視線を向けるシズに、女の子はカウンターから身を乗り出して囁きかける。
「これ、実はミストなんです」
「は?」
「ほら、小さい女の子がいたら荒くれもちょっとは大人しくなるでしょ?」
ぱちこーん☆とウィンクをして、それから女の子はシズの向こうのテーブル席に手を振る。
シズが振り向いてみれば、テーブル席を占領する客たちのいくつかが杯を掲げてそれに応えた。
どうやら相当受け入れられているらしい。
「……なるほど」
「じょーれんさんはみんなしってるです!」
「それダメじゃね?」
「いちげんさんにはほとんどおしえてます!」
「それもはや趣味だろっ!」
びしっ、と突っ込めば女の子は楽しげに笑って引っ込んでいった。
代わりに男がシズに問う。
「……注文は?」
「おっと。あー……ミルクとかある?」
「銅貨7だ」
「あいよ」
実体化した袋から銅貨7枚をカウンターに置く。
にゅ、と伸びる幼い手がそれをかっさらって懐に入れた。
しかし男はなにを言うでもなくちらと視線を向けただけでミルクを用意する。
シンプルでありながら文明力が混迷するほど精緻に均一な形状をしたグラスで出された、白色の液体。
匂いからしてただのミルクのはずなのに、何故かそうしてみると特別な飲み物に見えてくる不思議。謎の緊張と共に口をつける。
「……ミルクだ」
「あはは、おねーさんおもしろいです!」
「おぅ、いや、ははは」
ついしみじみと零れた呟きを拾われて、なんだか気恥ずかしくなったシズは誤魔化すように笑う。
そうしてミルクを嗜みながらぐるりと見回し、それから隣の魔法使い(仮)の方に軽く身を寄せる。
「なあ、ちょっといいか?」
「……なによ」
ぎろり、と女はその鋭い視線をシズに向ける。
シズはそれに笑みで返し、言葉を続けた。
「いやな、話し相手もいねぇしちょっと話さねえか?無理強いはしねぇけど」
「…………いいわよ」
むくり、と起き上がった女は、それからなにやら注文を告げて、シズの方を向く。
「こんな飲んだくれに声かけようなんて変わってるわね」
「お隣さんのよしみってやつだよ。わたしはシズってんだ。おねーさんは?」
「……パルムよ」
興味深げにじろじろとシズを見ながらも名乗る魔法使い風、パルム。
ちょうどそこへ運ばれる真っ赤なグラスとミルクのグラスを軽く合わせ、各々口を湿らせる。
先に口火を切るのはシズ。
単純に、パルムの飲んでいるものが気になりすぎた。
「なんか仰々しい色してんな。なんそれ」
「……『
「むむっ」
「冗談よ」
くすっと笑い、グラスを差し出してくるパルム。
そうやって差し出されるとかえってなんとなくビビってしまいながら、シズはそれを覗き込む。
赤く、赤い、そして暗い、まるで本物の血のような液体。
匂いは不快ではないものの、なんとなく、鉄っぽさを感じる。
恐る恐ると口をつける。
その途端口を満たす、生ぬるく、ヌメったような―――激烈な甘み。
「ぅあまあ!?」
「あっははっ」
驚愕のあまり立ち上がってしまうシズに、パルムは堪えきれないとばかりに楽しげに笑う。
口を抑えながら恨めしげにパルムを睨むシズは、けれどふと気がつく。
「……あれ?でもうめぇなこれ」
「そうでしょう?」
勝ち誇ったようにくすくすと笑ったパルムは、グラスを寄せるとひと口触れる。
よくよく見ても減っているのが分からないほどのグラスを見て、シズはその正しい飲み方を知った。
がっくしと肩を落としながら着席したシズは、これみよがしに深々とため息を吐く。
「たくっ。とんだ飲んだくれだぜおい」
「あら。わたしはただ自分のお気に入りをおすすめしただけよ?」
「へいへい」
「それより、あなたはおすすめしてくれないのかしら」
「あ?」
イタズラめいた視線を向けてくるパルムにシズは怪訝な表情を返し、それから自分のミルクに視線を向ける。またパルムに視線を戻せばパルムはただにこにこと笑っていた。
「……」
まあ頂いたからには返すべきかと、シズはグラスを差し出す。
パルムは楽しげにミルクに口をつけ、かと思えばなにやら神妙な顔つきになる。
「……ミルクだ」
「おちょくってるよなお前?おいこら」
「あはははは!」
「そこ!笑うな!」
しみじみ、と呟いてみせるパルムを睨み付け、かと思えば向こうで笑い声を上げる女の子も睨み付けてと忙しなく視線を動かすシズ。
どちらもなんら悪びれる様子なく楽しげで、やがてシズも耐えきれず笑みを零した。
ひとしきり笑ったところで、シズは本題に入る。
「ところでよ、めっちゃそれっぽいカッコしてるけど、パルムって魔法使いなのか?」
「そんなところね。なあに?興味あるの?」
「じっさい、っぽいなーとか思って話しかけたよな」
「あら正直者ね。トカゲにして食べてやろうかしら」
「そんなまほーあんの!?」
「あるわよ?まあ私使えないんだけど」
「まじか。使って欲しかったなそれ」
「ああた変わってるわね……」
変人を見る目を向けてくるパルムにからからと笑い返し、それからシズはきりっと表情をひきしめる。
「んでさ、ものは相談なんだけどよ」
「聞いてあげようじゃない」
「さんきゅ」
「内容によってはカエルにするけど」
「ばっちこいだな。ぶっちゃけ魔法ってどうやって使うんだ?」
「あらそんなことなの」
がっかり、と大げさに肩を落として見せたパルムは、『
パルムの姿を見た瞬間から絶対に聞き出してやると決意していた魔法に関する情報を得られることに、シズは満面の笑みで聞き入った。
◆
《Tips》
『
・血の色をした激甘カクテル。元シェフ見習いからテイスティスト(味覚・食感などのデータを組み合わせてリアルではありえたりありえなかったりするVRな飲食物を創作することを生業とする人々)に転向した過去を持つバッファロー竹村による作品のひとつ。ミスティスを構築する際に発注した飲食物群のひとつではあるものの、ミスティストーリア第一作目で初出して以降バッファロー竹村の名と共に広く知れ渡り、今では他企業のゲームやVRカフェでもお目にかかれる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます