08 ジャングル
本エッセイは毎週末一回更新! と謳いながら、先週はぬるっとサボったかぱし。ごめんなさい。
まあ気づく人もいないだろ、と思ったし。万万が一気づく人がいたとして「仕事が忙しいのかな」とか「口内炎が悪化して死んだんだな」とか親切に慮ってくれるだろうと思ったのである。億が一ご心配などおかけしていましたらすみません。生きてます。
一応ご報告しておけば、とりあえず先先週の時点で仕事は一段落ついたため、そちらは特に問題ない。というか、予定前倒しで新商品が入荷して職人がパンク、私はできることがなくなって暇になった。あーああ。
口内炎も先週の土曜にはすっきり治ってた。仕事と口内炎、関係なかったんじゃなかろうか。てへ。
では、この2週間なにをしていたのか。といえば、ジャンルという名のジャングルを彷徨っていた。
なかなかなかなかこれが難敵で、先週土曜の時点でもなんとか言語化して形にしようと四苦八苦したものの、めんd……もとい、人に見せられた物ではなかったので封印し、開き直ってぬるっとサボりを決め込んだ、こういう次第であった。
さて。ジャンルでなにをそんなに考え込んでいたのか、というのが今日のテーマである。
はっきりいえば、まだまだ完成形は遥かに遠い。ぜひとも皆さんのご助力願いたい(切実)。
前回……はい、先々週ですね。集めに集めたあのジャンル分けをもとに、“よく使われてるジャンル分け”を作り出すだけなら、まだ比較的簡単だった(それもちょっと悩んでるけど)。
文学としての大きいジャンルとして、そもそも「小説(フィクション)」「ノンフィクション」「随筆」「詩、韻文」「絵本」などがある。
そして、小説という括りのなかでいくつかの分け方がある。
まず言語や作者の国籍による括り。だいたい日本で日本語で書けば「日本文学」とか「国内文学」ということになる。が、おそらくババアプロジェクトでこの分類は大きな意味を持たない。
次いで、作品や作者の時代による分類。「古典」「近代文学」「現代文学」などだが、これもババアでは置いておいてもいいだろう。
ジャンルと呼ぶべきか分からないが、ひとまず挙げておくべき分類として「一次創作」「二次創作」もある。これは、版権による分類。重要だが、悩む必要はない、むしろカテゴリ。
そして次からがババアに深く関わってくる分類になる。
文学、文章としての性質による分類。いわゆる「純文学」「大衆小説」「文芸」「ライト文芸」「キャラ文芸」「ライトノベル」「童話」等々だが、定義や分け方ははっきりしない。あるいはケータイ小説やビジュアルノベルなどもこの分類のひとつかもしれず、全体像すら不明。
この辺りについては、別の話に回す。え、問題の先送りじゃないよ?
さらに対象年齢による分類。「児童文学」とそれ以外だ。(絵本は小説とそもそも形態が異なるため、ここにしなかった。童話は性質による分類か対象による分類か、やや迷う)
読者が中学生以上なら、年齢よりもむしろ読書経験量で読める小説が変わるが、読者が小学生以下の場合、年齢は薦めるべき小説と密接に関わる。
(対象年齢の他に、対象性別による分類もあるが……さておく)
最後はお馴染みのテーマによる分類、とでも呼ぼうか。ファンタジーとか、そういうアレである。
細かく分ければ何十にもなりそうだ。とりあえず、前回集めたテーマジャンルを集計し、大きく分けてみた結果は次の通りである。
「人間ドラマ」「ファンタジー」「ミステリー」「歴史」「SF」「ホラー」
あれ? 恋愛は? と思われるかもしれない。恋愛は……ジャングルのどっかで落としてきたみたい。うん。
いや、「恋愛」をこの大ジャンルのひとつとするかどうか、これは【意見を求ム!】である。
確かに恋愛をテーマにした小説。つまり恋愛小説。そうした作品も、それを読みたい!という読者も多い。これは事実だ。が。
ただジャンルとして並べてみたとき、恋愛をいちジャンルとして並べるのはどうだろう、と悩んでしまったんである。
単純に作品数で多いものをジャンルとして立てるなら、web小説において恋愛を立てるのは正解、なのだけど。果たして、数を根拠にジャンル分けすべきか否か。
他にも悩んだところもあるので、この話をいちから掘り下げてみよう。
各種取り揃えたジャンルを並べると、まあ次のようになる(真面目に見なくていいですよ)
異世界恋愛
現実世界恋愛
恋愛
ラブコメ
ロマンス(ハーレクイン)
学園LOVE
オトナLOVE
歪んだ愛
不良LOVE・アウトロー
耽美
BL
百合 GL
TL
官能
ファンタジー
ハイファンタジー
ローファンタジー
異世界ファンタジー
現代ファンタジー
その他ファンタジー
ドラマ
ヒューマンドラマ
現代ドラマ
現代
社会派
社会小説
コメディ
青春ドラマ
学園
友情
ブロマンス
日常
料理
旅行
経済
政治経済
金融
企業
仕事
お仕事
スポーツ
音楽
アクション
現代アクション
冒険
バトル
歴史
時代
伝奇
戦争
戦記
ミステリー
推理
サスペンス
犯罪小説
ハードボイルド
ホラー
オカルト
スリラー
パニック
SF
VRゲーム
ゲーム(VRMMO)
VRMMO
宇宙
空想科学
その他
ノンジャンル
文学
現代文学
大衆娯楽
文芸
文芸(日本)
文芸(海外)
文芸作品
キャラ文芸
ライト文芸
新文芸
ライトノベル
ライトノベル(少年)
ライトノベル(少女)
ケータイ小説
フリーゲーム小説
ボカロ小説
純文学
古典
ショートストーリー
詩
短歌
俳句
川柳
台本
戯曲
シナリオ
リプレイ
児童小説
子供向け
童話
絵本
ノンフィクション
エッセイ
随筆
自己啓発
旅行記
体験記
HowTo
実用
ブログ
面白記事
キャラクター
評論
批評
感想
創作論
プロット
コラム
二次創作
これらのうち、本稿で先に挙げた、テーマ以外で分けるジャンルを外してみる。
異世界恋愛
現実世界恋愛
恋愛
ラブコメ
ロマンス(ハーレクイン)
学園LOVE
オトナLOVE
歪んだ愛
不良LOVE・アウトロー
耽美
BL
百合 GL
TL
官能
ファンタジー
ハイファンタジー
ローファンタジー
異世界ファンタジー
現代ファンタジー
その他ファンタジー
ドラマ
ヒューマンドラマ
現代ドラマ
現代
社会派
社会小説
コメディ
青春ドラマ
学園
友情
ブロマンス
日常
料理
旅行
経済
政治経済
金融
企業
仕事
お仕事
スポーツ
音楽
アクション
現代アクション
冒険
バトル
歴史
時代
伝奇
戦争
戦記
ミステリー
推理
サスペンス
犯罪小説
ハードボイルド
ホラー
オカルト
スリラー
パニック
SF
VRゲーム
ゲーム(VRMMO)
VRMMO
宇宙
空想科学
以上をざっくり分けてみる。
【恋愛系】
異世界恋愛
現実世界恋愛
恋愛
ラブコメ
ロマンス(ハーレクイン)
学園LOVE
オトナLOVE
歪んだ愛
不良LOVE・アウトロー
耽美
BL
百合 GL
【エロ】
TL
官能
【幻想系】
ファンタジー
ハイファンタジー
ローファンタジー
異世界ファンタジー
現代ファンタジー
その他ファンタジー
【ドラマ系】
ドラマ
ヒューマンドラマ
現代ドラマ
現代
社会派
社会小説
青春ドラマ
学園
友情
ブロマンス
日常
料理
旅行
経済
政治経済
金融
企業
仕事
お仕事
スポーツ
音楽
【バトル系】
アクション
現代アクション
冒険
バトル
【歴史系】
歴史
時代
伝奇
戦争
戦記
【謎系】
ミステリー
推理
サスペンス
犯罪小説
ハードボイルド
【恐怖系】
ホラー
オカルト
スリラー
パニック
【科学系】
SF
VRゲーム
ゲーム(VRMMO)
VRMMO
宇宙
空想科学
上で【】で囲ったやつが、まあだいたい大ジャンルということになるのだが。
それぞれ中身を見てみよう。
【恋愛系】
異世界恋愛
現実世界恋愛
恋愛
ラブコメ
ロマンス(ハーレクイン)
学園LOVE
オトナLOVE
歪んだ愛
不良LOVE・アウトロー
耽美
BL
ブロマンス
百合 GL
細かい、多い(怒)
「異世界」「現実世界」「学園」「オトナ」「歪んだ愛」「不良アウトロー」「耽美(倒錯愛)」とかは、舞台(世界)や恋愛対象の違い、はたまたシチュエーションで分類されているだけだ。
見るからに恋愛の中での仕分けな“下位分類”なので、大ジャンルからその辺は外せる。
BL、GLは恋愛小説の下位分類か?
男性同士の恋、女性同士の恋だから、恋愛対象で細かく分類した“恋愛小説”の括りだ。人気ジャンルであり、さらには忌避する人も一定数いるという意味ではジャンルとして確立しておくのは有効といえる。が、今回は下位分類として大ジャンルから外す。
扱いに迷うのが、「ラブコメ」と「ロマンス」。
そもそも「ラブコメ」って恋愛がテーマ……なんだろうか。恋愛によって引き起こされる喜劇、と考えると「コメディ」が強いし、しかし喜劇要素の強い恋愛小説、と言われれば「恋愛小説」である。
そして、ラブコメはラブコメっていうジャンルだ!……と主張されれば、そうかも、とも思う。
ラブコメってなんなんだよ。
ロマンス小説。こちらは「ハーレクイン」と言った方が通りがいいかもしれない。もはや説明するとしても「ハーレクイン」としか言いようがない。その一言で通じてしまう。ちなみに「ハーレクイン」は出版社の名前。
まあ、恋愛小説の一種であることは確かだけども。
ともかく、恋愛系は大雑把に分ければ【恋愛】と【ラブコメ】が大ジャンル候補ということになった(が、この後のジャンルを考えていった結果変わるわけだ笑)
このペースで書いてたら全然進まない(困惑)
しかも、こんな細かいジャンルの話は先々週の時点で考えていたことであり、先週書きあぐねたジャンルの話は「そもそもテーマで小説の面白さは計れないよね」という、全く違う仕分け方法の模索……なんだけれど。
ともかく、古き良き(?)ジャンル分けについて一度は刃を入れておくことも必要だろうとおもうので、こののんびりとしたジャンル検討会は、次回へ続く。
※このペースを週一でやってると来年になりそうなので、書けるときには更新しておきます。よろしく適当にお付きあいくだされば幸いです。まる。
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