05 正体を見極めろ
姉さん、事件です。
いや、別に、事件ではない。ごくごく私的なあれこれだ。
基本的にこのエッセイは土日にぽちぽちまとめている。
で。昨日の土曜日。
連載を追っかけていた小説が二本立て続けに完結したから、わっしょいわっしょいしていてエッセイとか書いてる場合じゃなかったのだ(おい)。
はあああ。物語の結末を見届けられるって、至福ですねぇぇぇぇ。
ま、日曜日に書けばよかろう?
と思っていたんだけども。なぜか一日の半分を謎のツイート連投に費やして、残りの半分をそのツイートへの反応にきゃいきゃいすることに費やしてしまった。
……あれま。
なぜかっていうか、また漢和辞典を二冊ほど買ってしまったのが原因で、もはやたかぱしのお約束とでも言うべき(以下言い訳は割愛)
というわけで、こんな夜中に白紙を前にして首をかしげている。
どうしようもなく心許ない。500文字ぐらい書いたら許してほしい(ちなみに、連投したツイートの総文字数は2800字だ。お疲れさま!)
我ながら馬鹿だなぁとは思うけれども、ネットで「漢和辞典 おすすめ」とかで出てくる記事はなかなかにテキトーなので、あれ見るくらいならたかぱしのツイート見て!と本気で思う。うん。
マジで漢和の話は置いといて(置かないと永遠に話す)
今回からは、ババアについて詰めていきたい。
もはや何度も言っているが、“遣り手ババア”という呼称は(コンプライアンス的に?)大変よろしくない。
正体は前々回で明かした通りなので、それに即した名称が必要である。
でないと、このエッセイが「遣り手ババア」を連呼する変なエッセイになってしまう!(今さらとか言うなし)
我々は考えた。軽く。
マッチングアドバイザー? 小説マイスター? 小説ソムリエ? ノベルプランナー? ちょいと洒落れて、慶庵師とか?
いずれも、なんかちょっと違うな、と思わざるを得ない。
とりあえず
要は出版社の編集と書店の販売員のハイブリッドみたいなものか。
今回は特に“編集”の方の仕事に焦点をあててみよう。つまり、作家との係わりについて。
まず絶対に必要なのは、作品を客観的に分類する能力だ。
このあたりは、販売にもっとも適した分類、ジャンル、タグといったツールを用意できるかどうか、が重要だ。重要なので、別稿で掘り下げるとする。
客観的に分類し、データベース化する。これが必須で、でもこれにはそこまで特殊能力が必要とも思えないが、どうだろうか?
敢えて言えば、他人の小説を読んで分類を考えなければならないので、読書が好きでないと苦痛そうではある。
が、そもそも本や読書が好きでもない人間に任せられる
客観的な分類以外に必須と思われるのが、校閲。
細かい事実確認まではともかく、せめて、せめて誤字脱字や激しい表記揺れのチェックはサービス内容として必要だ。小説として売るなら特に。
誤字脱字チェックは、なかなかに誰でもできる業務ではない。
適性のある人間が
ここは、課題点。
必要かどうか微妙なのが、作品への助言。
これはあったとしても最低限でいいんではないだろうか、と思う。
読んでみて「ここは読みづらい」とか「大きな矛盾がある」とかを指摘するのはありだが、「展開をもっとこうした方がいい」とか「ここは余分だからカットしろ」は踏み込みすぎ、かなと。
というか、作品への干渉を素人が下手にして、簡単に良くなったりはしない。だったらすっぱり諦めて、“作家が作った物語”を売ることに注力しよう。
(とはいえ、創作していると孤独で、相談相手や〆切管理してくれる人がいればと思うこともある。〆切ないとなかなか書かないもんね! こういうマネージャー業も需要があるのであれば、考える価値はある)
あくまで
小説は作家が面白いと信じるものを、書きたいと願うものを書いてもらおう。
そのほうが、きっと商用小説よりも幅広い作品になる、と信じて。
500文字以上書いた! とりあえずここまで!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます