ギリシャ神話という豊饒な世界を知っているでしょうか?
人間味あふれる神々が織りなす、壮大なドラマです。
そんなドラマティックな神々が、フレンドリーに関西弁で話し合っていると知ったら――どう思いますか?
私は――面白い! と思います。
そんな面白い神々と、魔法使いな人たちが、強大な敵を相手に熱いバトルを演じ、それだけでなく、時に歌い、時に笑い合い、飲み合い、食べ合う……そういう雰囲気も楽しめる作品です。
ギリシャ神話を知っていると、クスリとするところもあって、二度オイシイです。
……そんなワケで、最後に、このお話の神さまたちにならって、関西弁で。
ギリシャの神さんたち、ホンマおもろくって、オススメやでぇ!
出てくる人間さんたちも、負けへんくらい、おもろいわ!
せやから、ぜひ、ご一読を頼んます!
ではではノシ
魔法学研究所の魔法使い、死神のクロウに連れ去られた奈月を助けに冥界へと……。
時空を旅してギリシャ神話の世界を飛び回る。
そこに隠された真実を知るためだったり、ハデスとクロノスの確執に関わったり、旅の一つ一つがとても斬新で突出したオリジナリティを感じます。
ゼウスやクロノス、ハデスやポセイドン、アポロンやアレス……。
誰もが一度は耳にしたことがある有名な神々に加え、魔法や天使、ケルベロス、マンティコア、グリフォン、フェンリルなどの伝説の生物も活躍する異色の大冒険です。
サザンクロスの攻防戦では、イカロスとヘパイストスの会話に思わず涙が……。
ギリシャ神話が好きな人にはたまらない要素満載ですし、拝読していて、この内容は小中高の学生にも喜ばれる内容なのではと感じました。
もちろん大人も楽しめますが、神話の世界がとても身近なものに感じられるようなキャラクターや物語の構成なので、ターゲット層は広いと思います。
素敵な冒険の時間をありがとうございました!^-^