第2話 誘拐事件?

とある国に王子が生まれた。

だが、


「であえ!であえ!王子様が攫われた!」


王子が誘拐されてしまった。


一方そのころ


「ふう、やばかったですね。さぁ早くこの子を処分しなきゃ」


「そうじゃな。この世界は息苦しかろう。本当ならこの子の体にあ奴の魂が入るはずが別世界に生まれなければならない魂が入ってしまった」


女神とおっさんが王子を誘拐していた。


「では冥界に落ちた転生者を天界に召喚して転生させましょう」







ふぅ危うく死にかけるところだった。

床が抜け落ちて最初は呆然としていたが瞬時に気づいて飛行能力系の能力を使い

事を終えた。


さてここはどこだ?

空を見てみると黒に覆われている。多分夜なのだろう。

そして前にある何段あるんだって思う階段。これを登るのは少し大変だろう。

超能力を使わなければな。


超能力を使うと瞬時に移動できる。

瞬間移動だ。


階段を移動したところには神社?武家屋敷?みたいな建物が。


「あらあらこんなところに訪問者ですか?どうかなさいました?」


「ここはどこだ?」


「ここは所謂死者の世界。冥界です」


「冥界?ではお前も死者なのか?」


「いえ。私はこの地に生まれ育ちここで生活をしている。人?ではないですが。

そうですね。例えるならあやかしですか」


いろいろとこの土地について聞いてみた。

お茶を飲みながら。


「ずずずっ。そうですね。私はここでずっと暮らしています。

ずっと一人で。

一人で畑を耕して神社を参拝し礼を天界。所謂除霊を行います。

そして除霊を行ったら動物の肉を与えられ私はそれを食べてずっと生活をしています。

ですか時折、こう虚しさ?を感じるようになりました。

霊はただ寝て散歩して寝ての繰り返し。話しかけても返されない。まるで私がいないみたいに。

そう思い神社に祈りをささげているとあなたが現れたのです!」


と。笑顔で話している。


「で、話したお礼に何でもしてくれるって言いましたよね?」


「言ってない」


これは本当に言っていない。


「そうですねーまず私。恋というものをしてみたいです!」


oh...

俺は貞操の危機を感じた。


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