21日目 お題:すれ違う会話

会話をすれ違わせましょう。

https://kakuyomu.jp/works/1177354055192757016/episodes/1177354055448786130


会話のすれ違い、片方か両方が相手の言っていることを別の意味にとらえてしまう。

すれ違いによってコメディー路線にも、ラブコメの喧嘩路線などにもなる。



宇宙の片隅で延々と何かを話し続ける道具。

 どこかの星の生物が、自分たちの存在を残すために宇宙に放った電波発生器的な何か。その電波発生器の最初の暗号的な会話が、発見者と齟齬を起こす。

電波発生器は、電波で作成した文明の知識とか歴史をひたすら発信し続けていた。それは、古代文明が自分たちの失敗を残して、後進の文明にもっと先に行ってもらうためのものだった。

ある日、とある文明がそれを拾って電波を解読、様々な知識を手に入れていく。

ところが古代文明よりも科学技術は発展していなかったので、電波は解読できてもシステムに侵入してデータを取り出すことはできなかったので、ひたすら出てくる電波を解読するしか方法がなかった。

ただ電波の情報発信は都合がよくて、〇〇年タイムスリップの技術を開発、この技術の仕組みは~という感じだったので使いやすかった。

新しい文明はこれによってどんどん発展。

しかし、与えられる情報がもとで戦争が起こり、しかもこれは予想通りだった。

最終的には予想通りに新しい文明も滅びたのだが、滅びる直前になって、文明が崩壊、というデータが発信される。

惑星が破壊され、電波発生器はまた宇宙を漂い、また別の文明に拾われて、知識を広めていく。



これをすれ違う会話としていいのかどうか、疑問ではあるが……。

まぁ、先進文明からの忠告をただの情報提供だとしか思わなかった、という意味ですれ違う会話だったと解釈を……。

ネタのインスピレーションもとは〇ヴァのあれ、まぁもう少しで映画やるみたいですし。

二日続けて歴史書っぽい感じになってしまったので、そろそろ別のものを思いつきたい。

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