第40話:泉堂と宮入が下村を迎えに
それを見て、泉堂さんが、意外に、うぶなのねと言い、笑った。明日、私も一緒に、下村君を迎えに行きたいと言うのでOKと答え、明日、10時に京王永山へ待ち合わせようと言った。それを聞き了解ですと泉堂さんが答えて、宮入が精算を済ませ別れた。
2016年10月25日、10時、京王永山で会い新宿で埼京線に乗り換え台場駅で下車。すぐ目の前のヒルトンお台場ホテルに入ると最上階で、東京湾と大きな橋も一望できる素晴らしい景色の席に座った。そしてランチセットを注文した。席に着くと泉堂さんがスマホで多くの写真を撮った。
実は、一昨日、ここに、下村君と泊ったと話した。私も泊まりたかったなと言った。16時に病院の受付で待ち合わせてるから、充分に、時間があると伝えた。だから、昼食後、東京湾の海辺の散歩道を歩こうよと言うと、うれしいわと笑顔になった。
12時過ぎに昼食を終えて、1階に下りてから10分かけ陸橋にあがり東京湾に向かって10分、歩くと海辺に出て、プロムナード公園へ行き、遠くの高層ビル群やレインボーブリッジが見え多くの写真を撮った。しばらく、公園を散策し疲れてベンチに座った。
その向こうに船の乗り場らしきものが見えた。そこまで10分で到着すると水上バス乗り場と書いて会った。次に、国際展示場へ歩いたが、建物は、近くに見えるが、巨大なので、実際に歩くと10分もかかった。会場では、何かの展覧会が行われていたが入らずに周りの写真を撮った。
まだ時間が、あるので、東京都水の科学館間で、歩いて入った。巨大な施設で、とりあえず入ってみたいと言うので、入ると、子供の見学する施設で、あまり見るべきところがなく20分程で出てきた。それでも14時半を過ぎていた。そこで、有明病院へ歩いて行こうかと言うと泉堂さんが疲れたと言った。
そこで、タクシーで病院まで行くと15時少し前になっていた。次に、病院内のカフェに入って、珈琲とケーキセットを食べて、一休みした。近くに見えても歩くと遠く、だまされたと笑いながら泉堂さんが、言った。しばらくして16時10分前に、入り口待合のソファーで待った。
数分後、お待たせと言い下村君が返ってきた。病院は、あまり長くいたくないと言い、すぐ埼京線に乗って、17時半には、橋本に到着し駅前のカフェに入って、夕食を取りながら検査の話を聞いた。退院の検査費用の会計を済ませ、特に異常がなければ、結果を書いた封書だけを送ると言った。
もし万が一、問題点あれば、先生から電話連絡し、後日病院に来てもらうか、直接、入院の日程を決めるかしますと言われたと報告した。数日後、島村から宮入に、電話が入り、一度、病院に、お越しいただき相談するか、直接、入院していただくか、どちらが良いですかと言われたと宮入に報告した。
片道1時間以上かかるのだから、直接入院し、しっかり先生に状況を聞いて処置してもらったらと宮入が、助言した。俺も、その方が安心できると言い、病院の話すと言い電話を切った。その後、病院に電話すると10月31日から7日間、入院していただきますと言われたと連絡が宮入に入った。
持ち物はと聞かれ、着替えと保険証で、OKと言われたそうだ。そこで、入院当日、心細いだろうから泉堂さんにも来てもらえるように、お願いしようかと言うと、下村が、俺が、直接、彼女に電話したいと言うので、そうしてと答えた。どっちにしろ、ついて行くよと、宮入が、言った。
何回も申し訳ないと言うので気にするなと伝えた。10月31日午後16時、入院すると言うので宮入が、数日前、電話して、車を出して運んであげると言った。そのためコップ、スプーン、箸、ハンカチ、ティッシュ、マスク、タオル、着替えなどを用意しておくように下村に連絡。
泉堂さんの家に14時に行くと連絡し2016年10月31日を迎え、昼過ぎに、宮入が、八王子の自宅を出て13時に下村のマンションの前で荷物と共に載せ、13時半に泉堂さんを乗せて16号線を横浜方面に向かい14時過ぎに高速湾岸線に入った。
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