第34話:レオパレスの資料とバーゲン品の購入

 15分位して、紙袋に、資料のようなものを入れてきた。やはりマンスリー料金、ウイークリー料金、株式優待での大幅割引も利用できることが分かったと熱心に話した。それを聞いて、泉堂さんが、横井正一さんが、出てきたのも、確かグアムのジャングルだったわよねと語った。


 宮入も、1972年「昭和47年」初めのころ、奇跡的に生還したのを聞いたが、グアムだと思うよと言った。気になったので、フロントで聞くと、若い女性が、そうですか知りませんと答えた。数分後、上司と思われる紳士が出てきて、その通りですがこの近くではなく、もっと南部の方ですと言った。


 その後、下村と泉堂さんが、空いてる部屋を見せて下さいますかと聞くと掃除していない部屋でも良いですかと聞くので設備と広さを知りたいので、構いませんと言うと、フロントの若い女性が、4人を案内してくれた。こちらが、4人から6人部屋。


 こちらが2人用のスタンダード・ツインの部屋と言い、こちらがデラックス・ツインの部屋と言い、4室見せてくれた。オンシーズンが2人部屋、ウイークリーで5万円、マンスリーで20万円と言った。オフシーズンは、3割引きになると言った。


 ただし、素泊まりだけだと言い、キッチンがついてるので、自炊でも十分使えますよと言った。風呂もベッドもエアコンも全く問題なく、広めのマンションと言った感じであり、ソファーも完備していた。グアムには、メモリアル病院もあるのですよと教えてくれた。


 もしよかった、屋内プール、屋内、屋外プール、テニスコートもご覧になりますと言われた。また、広いグランドを走る、サイクリング自転車も完備して貸し出してますと言った。グアムにには、30分間隔で、大型バスも無料で運転してると言った。

 見学を終えて、このコンドミニアムのレストランで遅い昼食を食べたが日本人向けのメニューが多く、意外に美味しいと感じ長期滞在もできると感じた様だ。味噌汁も出されて長期滞在も行けそうだと感じた。スタッフの数も多く安心でき日本人のみと言うのもポイントが高い様だ。


 そしてバスに乗り込んで30分位で気を使ってくれヒルトンホテルで下ろしてくれた。翌1月20日水曜は、日航ホテルへ行って、昼食を食べ太が、実に美味しい日本料理で感動した。その後、マイクロネシアモール、グアム・アウトレット・アウトレットへ行った。


 そこで大きい黒サンゴのネックレスを販売価格の半値の50%引き、千ドルを250ドルで購入した。これには、彼女が大喜びした。吉沢さんも大きなルビーの指輪を販売価格800ドルを1/4の200ドルで購入でき、ニコニコ顔であった。


 その晩、宮入が、ホテルの近くに、トニー・ローマと言うアメリカン・リブ・ステーキの店を探して連れて行き、生ビールを飲みながら夕食を食べた。東京にも姉妹店があると宮入が言い、そのうち東京に店も行ってみようと言う話になった。


 翌1月21日木曜は、有名なホテルの温水ブールに入って、泳いで、お腹を空かせて、カプリチョーザという大盛で有名なイタリアン料理屋に入り巨大なピザと大盛のパスタを2人前注文して4人で分けて、生ビールを飲みながら、おなか腹いっぱい食べて帰ってきた。


 最終日1月22日、下村さんが残った外貨が500ドルあり円に換えるのが面倒だから女性2人にお土産を買ってあげると言い、マイクロネシアモールで、それぞれの指輪とネックレスを買ってあげ、グアム空港へ向かって飛行機にに乗り込み成田空港に到着。下村の車で各自の家まで、送ってもらい別れた。


 日本に帰ってきて2月中旬の寒い日、下村が、熱を出した様だと泉堂さんから連絡が入った。そのため病院に数日間入院するという事態となった。宮入が、病院に電話するとインフルエンザ陽性なので面会謝絶と言われた。結局、3月、熱が下がり、友人3人で下村の家を訪問した。


 奥さんが亡くなってから風邪をひくようになったと打ち明けた。それを聞いて宮入が、人間ドックで体の具合をしっかり調べてもらったらどうかと提案すると、どっか知ってるかと言われ、調べてみようかと聞くと、是非、教えて欲しいと言われ調査開始。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る