第33話:レオパレス・グアムの見学
そして、今日、どこへ行きたいと聞くと、吉沢さんが、レオパレス・リゾート・グアムへ行きたいと言った。それに対して、異論がなかった。それを聞き、宮入が、調べてくるから、ちょっと待ってと言い、電話の方へ向かい、電話をかけて、数分後帰ってきた。
今、レオパレス・リゾート・グアムに聞いたら、10時過ぎから送迎用の大型バスを出してるから、グアム免税店で、11時に着く予定なので、日本人であれば無料で乗れますと教えてくれた。すると泉堂さんが、免税店までなら、タクシー片道無料で行けると話した。
それに、免税店は、24時間オープンだから免税品や近くのショップも見たいから、ちょうど良いと言い、タクシー呼んでもらおうと言うと、そのアイディア、良いねと言い、決定して、ホテルの前で待ってるタクシーで、グアム中心がの免税店に10時頃に到着。
11時に、店の前で、レオパレス・リゾートのバスに乗っていきましょうという事にすると下村が免税店の目の前のイタリアンレストランで、ブランチを食べながら、休んでいると言った。そこで3人で出かけた。泉堂さんが、私が先導してよいかしらと聞くとOKと答えた。
すると昨年12月の売れ残り商品があるかもしれないので、可能性のありそうな所を見ようとなり、向かいのショッピングモールに入った。足早に、店を見て回り、泉堂さんが、宮入に英語で店員さんに、昨年末の米国バーゲンセール品が残ってるかもしれない店を聞いてと言われOKと答えた。
数分後、宮入が、店員から聞いた話をし始めた。グアムには、マイクロネシアモール、グアム・アウトレット・アウトレットとペイレスマーケットがあり昨年の米国バーゲンセール品が残ってるとすると、マイクロネシアモール、グアム・アウトレット・アウトレットのどちらかでしょうと言った。
これを聞いて、泉堂さんが、宮入に、ありがとうと言い肩をたたいた。今日は時間がなさそうだから、また、行ってみますと言い、10時半すぎたので、下村の入ったレストランに行くと、食後の珈琲を飲み、暇そうな、見つけ、店の前で待ちましょうと誘った。
少しして、レオパレス・リゾートのバスが来て、最初に宮入が乗り込み、運転手に、レオパレス・リゾートを見学しに4人の日本人が乗ると言うとOKと言った。バスの一番、後ろの広い席に4人で座り、千堂さんが、下村に、英語は、お得意ですかと聞いた。
学生時代、受験で勉強したが、実際には、海外旅行に頻繁に出かけた事もない。だから英会話は、苦手だと白状した。僕は、目的なしに何かすることは、苦手だと笑いながら言った。それに対して、女性を口説くのは得意みたいねと聞くとわかるかと言い、大笑いした。
それを見て、2人の女性は、冷ややかな、笑いを浮かべた。次に、宮入さんが、英会話が得意な様ですが、アメリカ人女性を口説くのは、お得意かしらと聞いた。いや、ためだよ。僕は、商談とか交渉とか、はっきりとして目的が明確でないと無理と言った。
特に、女性を口説くのは、日本人でも苦手だと言い、大きな声では言えないが、外人は、体臭がきついから、生理的に苦手なんだと言うと、2人の女性は、へー、そうなの意外と神経質なのねと、顔を見合わせて、笑いだした。
そんな話をしてると、山道に入り、しばらく行くと、大きな運動場が見え、プールと、体育館みたいな場所と、大きなマンションの様な施設が目の前に現れて、そのマンションの中で、バスが止まった。12時少し過ぎで、グランドから、多くのスポーツマンらしき人たちが歩いてきた。
すると吉沢さんが、あれは、プロ野球の選手たちと言い、その後、プロサッカーの人たちもいるわよと言い、そちらを見ると、汗びっしょりで、歩く人たちが多くいて、数人女性が、サインを求めていた。吉沢さんが、いつも見てる感じと違うわと言った。
サインもらうなら、今かもと宮入がい言ったが、何だか、汗臭そうで、嫌だわと言いながら、デジカメを取り出し、次々と写真を撮った。そして、これで結構といった。その後、下村が、ちょっと、フロント行きたいがと言うと、了解と言い、近くのソファーで、残り3人が待った。
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