2021-03-24

今一度、己の価値を測るものについて考えておこう。


大前提として、価値が有るか無いかはここでは関係ない。

ただ、何を持って価値について判断するかを少しでも定めたいと思う。

これは、俺が少しでも生きやすいために定めんとするエゴの塊だ。

まあ、そこには目を瞑っていてくれよ。


俺が望むのは、個々人の価値は自明であると云うことだ。

人間の価値は、程度に関わらず、人間などと云う不安定な要素に頼って

決定されたく無い。

だから、求めるのは己で己の価値を認識するための基準だ。


矢張り。価値を判断する上で大事なのは、モノだ。

当人が、その人生で、どのようなモノを創ってきたかが大切だ。

それは物体を伴ってもいいし、曲のようなものでもいい。

己の創ったモノでのみ、己の価値を測る事が出来ると思う。


詰まり、創造のない人生や人間は、塵だ。

何となく生き、番だけ作って劣情を満たすだけの人生など、

価値を測るにも値しない。

もっと、何も情動のない人生について嫌悪しなければならない。

停滞を焦らなければならない。


人間など、守りたいと思う範囲だけ守る事ができれば好い。

価値基準を人間からずらし、決して人間に依存しないよう。

それが、月明かりを探すことに繋がると思いたい。

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