5.ジャスミンの灯

 ジャスミンティーが好きになったなんて言ったら、おしゃれが過ぎると笑われるだろうか。女の飲み物だと、馬鹿にされるのだろうか。でも、あのさわやかな香りと、スッキリとした味わい、それを甘い菓子とともにいただくのは私にとっての至福しふくの時となっていた。


 実際は違うのだろう。ニュアンスの問題だ。確かに私はジャスミンティーが好きになった。でも、それはジャスミンティーをいただくその時間が好きだから。その時間をいつくしむかのように、まるでありのように細かくチマチマとクッキーをかじり、唇をぬらす程度にジャスミンティーを啜る。


 彼女との時間をより、長く楽しみたかったからだ。


 リエと出会ってから、数年経っているけれども、実際に時をともにしたのはわずかな時間でしかなかった。学生時代、過ちのごとく、一夜をともにして以来、一切の音沙汰おとざたをなくしていた私達だったけど、長期の出張でこの地を訪れ再開を果たした。そして、彼女はすぐに私への思いを明かしてくれたのだ。


「貴方のことを忘れようとした夜は、幾度いくどもありましたけど。忘れた事など、実はないのです」


 それは、私も同じだとは言えなかった。私は彼女のことなどすっかりと忘れていた。それがとてもショックだった。自分はいつの間にか極悪非道ごくあくひどうなニンゲンにさががってしまったのだろうかと。いまではあの遊びばかりだった腐った時代に、ふたができるほど、社会に染まった正しき人になれていると思っていた。


 蓋をすることすら、しききわまる事だったのだろう。私は、そのショックをいやすかのように彼女の言葉にこたえた。


 それからしばらく、私は誘われるがまま彼女の部屋、駅近くの七階建てのマンションの三階、エレベーターから出て三つ先の部屋に、度々かようようになった。


 仕事の都合上、リエの元に着くのは夜遅くであり、ともに夕飯を、という時間でもなく、彼女には先に食べてもらい、私も腹に入れてから訪れるようにしていた。そうして、彼女の部屋に入ると、ふわりと食後のジャスミンティーの香りが、疲れた私の頭を癒やしてくれるのだ。


 私の分だと、彼女はパックのジャスミンティーをれてくれる。市販の時もあれば、手作りの時もあるクッキーを添えて、二人で他愛たあいもない話をしながら、お茶をするのだ。


 そうして、まる日もあれば、帰る日もある。すでに一ヶ月の間柄あいだがらだ。


 すっかりジャスミンの香りと味わいに魅了みりょうされてしまった私だったが、そろそろ胸に引っかかる思いにも、目を向けていかなければとうなっている。




 私は人助けが好きだった。小賢こがしこい幼き頃は、身のたけにあった人助けとはなにかを心得こころえており、時に道化どうけを演じ、時に同情し、時に行動し、悩める人たちをなぐさめてきた。


 周りからは人たらしだの、モテようと必死だの、馬鹿にされてはいた。だが、そういったレッテルがられていく中で、わざと私の前で泣いて見せる人が多くなっていたのもまた可笑おかしな話だった。


 時経ち、成長していく中でどんどんと、面倒ごとが増えていった。大学生にもなると、持ち前のお人好しはただの遊び人でしかなくなり、南でなげく人を慰め、北で泣く人の背をさすっているうちに、ひどく取り返しのつかないことが増えていった。


 リエとの出会いも、結局はそういった遊びの中だった。あの頃は、彼女の良さを知らず、素敵だとも思わず。ただ、人助けのため、人を助けるおのれでいたいがために抱いた。むしろ、慰められていたのは自分だったというみじめな話だ。


 社会人となればいよいよ、そのお人好しの出る幕はなくなった。お人好しが出れば出るほど、いいように使われるだけ。面白くなくなったのだ。


 だから、表には出さないようにしている。便利な時代だと言わざる終えない。私は、SNSを使って、嘆く人々に、言葉を贈り自己の欲求を満たすようになっていたのだ。


 ネットでは、現実よりも深く悲しむ人々が多い。私のような現実では、たらしだの、必死だの、馬鹿にされるような言葉をあえて待ち望んでいる、そういった言葉にえつを覚えるやからも少なくはない。現実ではただの傷のめ合いでも、ここではウィン‐ウィンの関係になれるのだ。


 さて、そんなSNSの中で最近やけにかまってしまいたくなる案件が一つできていた。


 今までは、子供の幼い悩み事にちょっかいを出す程度だったが、なんとその案件。一人のうら若き女性が一人の男に恋をしたが、既に男は既婚者だったという内容。


 彼女は毎日のように、ポエムのような詩のような。綺麗きれいな文章で、思いをつづっている。その中には、乙女おとめの恋心と言うにはあまりにも熱く、過激な言葉が広がっている。ことあるごとに彼女はこう言うのだ。


革命かくめいをするべきだ」


 私は、そのどこまでも真っ直ぐで燃え上がった思いに巻き込まれた。自分から突っ込んで巻き込まれたと言ってもいい。彼女の燃える魂に、薪を入れ。あたかも、彼女の言論が正しいかのように吹き込んだ。


 日々、彼女は研ぎ澄まされていき、イキイキとしている。それを見ると、まるで自分もイキイキとした気持ちになるのだ。彼女の革命に自分も参加しているかのような。かの昔の時代、学生達は革命を掲げ大いに青春を謳歌した。革命とは、人の心に潤いを与える水なのだ、変えることができる期待は、人生において甘い蜜となりうる。


 今日も彼女は、言葉を綴っていた。


『革命の日は近いのです。恋は戦争のようだと、どこかの国の格言かくげんにあるらしいです。では、愛とは革命のようだと私は言いましょう。恋は奪い合うものであり、愛とはくつがえすもの。あの人は私を愛してくれて、私はあの人を愛している。きっと、何もかもがいい方向にひっくり返るのです。なぜなら、私たちの愛は本物なのですから』


 情熱じょうねつ的で、疑いの知らないその一文に私の心も熱くなっていく気がする。


『か弱き女性にかれる時代は既に終わり、男は強きじくある女性に魅かれるるのが今の時代。貴方の、思いはきっとその人に届き、もはや貴方が彼の心をつかんでいると言ってもいいのかも知れません。あとは、貴方の思うがままでしょう。革命、心より応援しております』


 リエの家を出て、電車に乗って帰宅しているさなか、私は一人そういったやりとりの中で心を燃やしていた。


『ありがとうございます。私が今、こうして心を強く持てるのも貴方の意見や応援のおかげと思います。見ず知らずの、そしてはじ知らずの私に。優しき応援、重ねてお礼を申し上げます』


 彼女の返事に、さらに、満たされる思いがつのる。不覚ふかくにもみをこぼしてしまいそうになり、電車の中では恥かと口をそでで抑えた。そっと、ジャスミンの香りが繊維せんいから鼻をくすぐった。


 電車から降りて、アパートに戻る最中。ふと、私の方をにらむ視線を感じた。辺りを見渡しても、特に何も見当たらない。最近よくある気がする、リエとの再会によって少し、神経が過敏かびんになりすぎているのかもしれない。


 言えば。私とリエの関係は不倫ふりん。私には既につまがいる。しかし、結婚三年にもなるが子供はできず、最近はそのせいでお互い気まずくて上手くいっていなかった。そんな中での2ヶ月間の長期出張は、お互いの気持ちの整理にはありがたかったが、不安に思うこともやはりあった。


 そして、そんな中でリエと再会してしまったのだからいよいよ、運命的な気分になってしまったのだ。妻とは違って落ち着いて、私をしたってくれる彼女。リラックスできるあの空間。いつの間にか取り返しのつかないとこまで来てしまっていた。


 SNSで、女性をはげましているのも。自分の現状を肯定して欲しいからなのかも知れない。彼女の革命が成功すれば、私もなんだか救われるんじゃないかと思えてしまうのだ。




 数日間、リエは用事があると家を空けていた。合鍵あいかぎを渡されたが彼女のいない、あの家に特になにかあるわけでもなく、その数日間は、不倫をしている夫である自分に目をつむれている気分でいた。


 しかし、彼女が帰ってくるとすぐに会いたくなった。いよいよ、私も救えないニンゲンになってきたのだろう。


 今日もジャスミンの香りが広がっていた。私は席についてリエと向かい合ってお茶をする。静かな始まりだった。重たい雰囲気を感じるが、ジャスミンの香りに惑わされてイマイチつかみ所がわからない。どう切り出したものか。


「奥さんに会ってきたの」


 リエの一言で、ゆっくりと飲もうとしていたジャスミンティーが一気に気管支まで入り、むせてしまった。こんな、おちゃらけた取り乱し方をしてしまう自分が馬鹿馬鹿しく思いながらも、リエの真っ直ぐなひとみおびえるばかりだった。


「奥さん、貴方以外にも仲のいい男性がいらっしゃるのね。白昼はくちゅう堂々と、家に招いて。ご近所さんに変なうわさになっていなかったらいいのに」


 今まで癒やしだったジャスミンの香りが急に変化していくような気がした、強いそのにおいはやはり異質なものであり、いつの間にかどくのように私の息の根を止めようとしているのではないかと。


「わざわざ、そんなことをしなくても良かったのに」


 妻に、男がいることは知っていた。近所で噂になっているのだってずいぶん前からだ。そう、私が出張に行く前から彼女はあいつを家に入れていいた。


 順番に説明していこう。まず、妻には一人。好きな男がいたのだ。その男と彼女の世界に私というニンゲンは存在しなかった。ある日、男は別の女性と結婚して彼女の恋は無残むざんに散ってしまったのだ。


 心をふさぎ込んでしまった彼女に、私はお人好しを発揮はっきしてしまった。彼女は思いもよらぬほど、私のお人好しに食いついた。後から考えれば、あれは男への当てつけだったのかも知れない。自分を振った男を後悔させようと。


 いや、手の届かないところギリギリに行くことで、また彼の気を引こうとしたのかも知れない。まるで、逃げ口を塞ぐように彼女は周到しゅうとうに行動し、いつしか私達は結婚することになっていた。


 ……申し訳ない。嘘をついた。私は結婚に乗り気だった。彼女が好きだった。彼女が私を使って男の気を引こうとしているのはわかっておきながら、私は彼女の魅力に甘んじて、それを受けいれ続けた。


 しかし、問題が出た。効果があったのだ。彼女の計画には。


 彼女の意中いちゅうの男は。また、彼女と連絡を取り始めるようになったのだ。彼女は私といるときよりも数倍はしゃいで、二人のリビングから携帯を片手に自室へと向かう。


 どうなるかの想像はたやすい。私はとてつもなく惨めな気持ちになった、私は彼女を抱くことができなくなっていた。その気になっても、体は反応しない。ついつい、自信をなくしてしまう。そうして、月日が流れて子供はできず、彼女は堂々と男を引き入れるようになった。


 SNSの革命の子には「今の時代強き女に男は魅かれる」などといったが、全てが全てそうではないのだろう。強すぎると、惨めさが募る。


 まぁ、そういうことだ。その場面をリエは見てしまったのだ。言わぬが良いかと、ここでは妻の話はしないことにしていたが、あえてその配慮はいりょが彼女の心に火をつけたのかも知れない。


「ジャスミンはお好きになられましたか?」


 話題を変えるようにスッとリエは、一口飲んでそういった。言葉の応酬おうしゅうの先に、なにかがあるのは見えていたが、この際最悪の話題以外に乗りうつれるなら、泥船どろぶねにでも乗ってやろうと。その話にのることにした。


「あぁ、クセが強いが。慣れれば癒やされる」


「じゃあ、ジャスミンの花言葉はご存じ?」


「いやぁ、花言葉なんて。バラぐらいしかな……」


「そうですか。どの花もそうですが、色によって異なります。白は優しさ、黄色は優雅ゆうが


「なるほど。素敵すてきな花だ」


「でしょう」と彼女は、手のひらをかさねてにこやかに笑った。


 確かにこのひとときは、優しく優雅なものだ。しかし、他になにかある気がしてならなかった。普通すぎると、その強い香り、口内を一瞬でめ上げる味わい、それが優しさや優雅で言い表していいのだろうか。


「実はですね。とある、歴史の出来事。ですが、ほんの数年前の話。アラブの方で革命があり、『ジャスミン革命』なんて言いましてね。そうして、この花には『革命』の言葉も含まれていたりするんですよ」


「革命……ですか?」


 たった一言。たった『革命』の一言だけで私は大きく狼狽ろうばいしてしまった。妻に会ってきたと言った彼女の言葉よりも、こちらの言葉の方が深く突き刺さっり驚きが隠せなかった。そして、なにより彼女の口から革命という言葉が出たことにも驚きだ。


 重なった。


 あぁ。あの、革命家は彼女だったのだろう。


「もう一度お聞きしてよろしいでしょうか」


 脂汗あぶらあせひたいににじみ出る、手を震わせながらも。すがるように、ジャスミンティーを飲んだ。あのスッキリとした味わいで、少しは正気しょうきに戻れるだろうと。そうして、口につけて離したタイミングで彼女は言葉を放った。


「ジャスミンはお好きになられましたか?」




 あぁ。結局私という男は、真に誰かのために生きれるニンゲンではないのだろう。


 道化のごとく、茶化ちゃかして人につっかかり、痛い目を見るだけの人生なのかも知れない。SNSをのぞいてみると彼女があらたにポエムを添えていた。多分彼女はリエなのだろう。言われてみれば境遇きょうぐう一致いっちしている。


 自分の惨めならない境遇を再び考える。


 妻も私も浮気をしている。リエは私の事を本気で愛してくれている。このSNS上の言葉を見れば、それは一目瞭然りょうぜんだ。だからといって、そんな簡単に受けいれていいものだろうか。こんなにも、あっさりと革命はなされるのだろうか。


 物思いにふける帰り道。ふと、またどこからか視線のようなものを感じた。いよいよ、この視線も何かしら不穏なものではないかと、今日という今日は目をこらして辺りをみわたした。誰かと目が合った。名も知らぬ男。


 それなのに、彼は慌てるように逃げ出した。とおもったら、足を止め振り返ると下品な笑みを浮かべて近づいてくる。


「なんだお前は?」


「探偵ですよ、旦那」


 そうやって差し出された名刺には確かに探偵事務所の名前が書かれていた。


「理由はおわかりいただけますね? 既に、貴方が他の女性の家に入る瞬間をおさめた画像が何枚もあります。ですが……貴方の奥さんが逆に男を家に入れている画像も何枚も。どうです? 倍額出していただけるなら、貴方についてもいいですが」


 ゆっくりと不快ふかい感極まる口調でその探偵は条件を出してきた。数字を見て、妻はこんな馬鹿なことにこれほどの金を出したのかと、ため息が出た。


 私は元々遊び人だったし、欲求不満であることは彼女も承知していた。出張に行った私が浮気をするという確信があったのだろうか。現場を収めることで、私達は破局はきょくして、彼女は意中の男をゲットするという算段さんだんなのだろうか。


 しかし、見事に妻の予想が的中したのも恐ろしい。はやり、あの人の隣にいると、とても惨めな気持ちになってしまう。


「いいです、妻に直接その写真を送ってください。わざわざ、こんな時間まで。ご苦労をおかけしました」


 なにか言おうとしている探偵を無視して私は駅の方に戻っていった。電車に乗り、リエに今晩は泊まりたいと連絡を入れる。


 反応を探ろうかと、SNSのアカウントにチェックを入れる。すると、彼女は。


『私は自由になりました。私をしばるものはなくなり、ついに革命を起こす日が来るのです。私は世界で一番悪なのかも知れません、しかしそれは、世間的な悪なのです。私はこれを悪とは思いません。私が行うのは革命なのですから、普通の物差しで測ってはいけないのです』


 その言葉に違和いわ感を覚えずにはいれなかった。リエが言う自由とはなんだろうか。なぜ、このタイミングで自由をうたい、改めて自分の悪を語るのか。


 メッセージを送らず、そのままリエの家まで行った。すでに、片付けられていたが、部屋にはジャスミンの香りが未だ強く残っている。


 私はリエに探偵の事を話した。そして、自分の思いを伝えた。


「こんな男でも、愛してくれるなら。ツラい道になるが、ついてきてくれるなら。私は、あの日のことをあやまちではなく、運命だと受けいれよう」


 彼女は涙ながらその言葉にうなずいた。たった一ヶ月と少しの間だったが、私たちはお互いにの思いすら語れず、友人ごっこしかできなかった。それは、とてつもなくツラく、不自由なことだった。今からは。友人でも、ごっこでもなくなるのだ。そのための、革命になるのだろう。


「そうですか、私たちも。革命を、起こすのですね」


「……どういことだ? 私たちも?」


「えぇ、と、いいましても。革命なんて言葉。ただの受け売りの文句もんくですけれども」


 彼女はそっと微笑ほほえんだ。それは純情じゅんじょうなものであり、裏に何かしらのわながあるようなものでは無かった。ただ、行き違えがある。


「どこからの受け売りだ?」


 恐る恐る聞くと。彼女は言いずらそうに、視線をそらした。ならば言わぬが良かったのに、しかし、それほどまでに革命という言葉に彼女も踊らされたのだろう。私と同じように。


「貴方の奥さんです。奥さんの姿を一目見たくて、貴方の家まで行きました。そしたら、丁度男を家に招いている場面でして思わず、声を掛けてしまったのです。そうして、話を聞いている中で。彼女は、しきりに革命と言っていたのです。

 ジャスミンの花言葉も、私からその香りがするといって笑顔で教えてくださりました。貴方は、あの人とともに革命を歩む運命にあるでしょうと。私は、そのとき彼女に認められたのだと。喜び、今日は大胆なお話しをしてしまったのです」


「早くそれを言えばよかっただろうに……」


「だって、奥さんに認められておそばにいるより、やっぱり貴方に認められておそばにいたいではありませんか」




 結局私は妻に最後までいいようにされたのだろう。


 探偵があの日、私に話を持ちかけてきたのは、彼女がリエと出会い、私の現状を理解したことで探偵への依頼を中断したのだろう。より稼ぎたかった探偵はわざわざ私の目の前まで来て利益を高めようとした。


 そうなると、はなから彼女は浮気の証拠しょうこを手に入れても悪用する気ではなかったのかも知れない。ただ、私達の別れる形が欲しかった。それか、一人残ってしまう私への優しさか。そうとは思いたくもないが。


 されど、出張から帰り、彼女の影一つなくなった我が家を見て驚き、ほんの少しさびしさも覚えた。SNSでの呟きでほんの数日前に『革命はなしえた』と言っていたが、こんな事になっていたとは。


 そして、空っぽになってしまった空間を満たすように、爽やかなジャスミンの香りが部屋に充満じゅうまんしている。


「これから、どうしましょうかね」


「どうもしないさ」


 淹れられたジャスミンティーをスーッと飲む。口に爽やかな味わいが広がり、脳がリフレッシュされるようだ。あぁ、やはり私はジャスミンティーが好きだ。


「死ぬまで。私達の自由さ」

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【短編集】ひと世の戯れ Vol.2 岩咲ゼゼ @sinsibou-r

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