第三章の幕間(このレビュー時の最新話)まで読んでレビューしてます!
中学時代に初恋の相手にフラれたことで恋に臆病になってしまった主人公の諒。
高校生になった諒はある日、清楚な美少女の萌絵から告白される。
これをキッカケに女っ気のなかった諒の周りが一気に華やぎだして……
主人公はどちらかと言うと奥手なのですが、周りの女の子たちが積極的に主人公を巻き込んでいって物語が動き出します。
主人公がいい人で、女の子たちが積極的になりたくなるのも納得な神対応をみせてくれる所が見どころです☆
女の子たちも清楚系、妹系、ギャル系とそれぞれタイプが違う所も飽きが来なくて良い設定だなと思いました!
主人公が最終的に誰を選ぶのか、もしくはハーレムルートなのか……
最後まで追いかけていきたいと思います☆
中学1年生の時に初恋の人にフラれてから、もう辛い思いはしたくないと女の子から距離をおいていた青井諒。
幼馴染みで親友のイケメン、赤城蒼の橋渡しにされることが多く、クラスメイトの霧島萌絵が告白してきた時も、最初は赤城のことかと思ったのだが──
この作品の素晴らしい点は、心情描写が丁寧に綴られていることです。
大抵のラブコメは「そんなにお互い想いあってるなら付き合えばいいのに……」と思う展開も多いのですが、この作品ではきちんと「付き合えない理由」が明記されており、感情移入しやすいようになっています。萌絵のことを可愛いと思いつつも、過去の失恋の辛さを思い出し、付き合うまで至らない諒の感情に共感し、切ない気持ちになりました。
また、10年前からずっと諒を想ってきた萌絵の視点では、甘酸っぱい青春のくすぐったさが体感できます。
好きだった人とデートする嬉しさや、ボーリングがうまいという諒の意外な一面を見て胸をときめかせているシーンでは、忘れていた青春を思い出しました。
名前を呼びあうシーンだけでキュンキュンしたのは初めてかもしれません(笑)
血の繋がらない妹、香純も諒のことが好きなので、この三角関係がどのように進んでいくのか期待しかありません!
没入できるラブコメを読みたい方、必見です!