プロローグ2



「ここは限られた者しか入れぬ森だ!そこで何をしていた」


中世のいかにも貴族が着てそうな黒髪の青年がこちらへ剣を向けていた



「えっと起きたらここにいて…」



その男が口を開いた 


「ソフィア?…いやそんなはずは…子供がこんなところで何をしている?」

へ?


子供…?この人見た目10代後半くらいにしかみえない男に言われたくない


「こ、子供!?誰が子供ですか!?大体貴方の方が…あれ?」


私は座り込んでいた状態から立ち上がると視線がおかしいことに気づく


「どうした子供?」


傍にあった水たまりを見て驚いた


「…貴方から見て私は何歳くらいに見えますか?」


「…7歳くらいの子供だがそれが?」



私の知らない顔がそこにあったその時はっきりわかった


私は異世界に転生されていることに


「…迷い込んだのなら仕方ないがここから出るなら出口はこっちだ」



得体のしれない場所にいるのだここは素直に従うしかない…が少し情報が欲しい


「…あの…ここはどこなのですか」



「知らずに迷い込んだのか?王族のみが入ることのできる危険区域だそこら中に毒草や魔物がいっぱい巣くっている」



「この辺全部毒ねぇ」

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