第28話和解
「よしじゃあ授業を始めるが、、今日もフィリップは来ていないのか?」
ガラガラ
「遅れてすみません」
「来たか、すぐに席に就け」
「はい。」
アリス。今日はきたのか。
一日で立ち直るところはさすがって感じか、
「よし、これで今日の授業は終わりだ。大事なところだからしっかり復習しておけよー」
さてどうしたものかな...
ちなみに今日は前回の内容についての報酬を受け取りに来るように言われているので
ガルとリッカスと少しお茶をしてから行くつもりだった。
「やっぱりこっちから声をかけたほうが良いか?」
「いや、その必要はないみたいだね(笑)」
「...おとといは悪かったわね。はいこれ。」
「「「????」」」
「き、昨日買ったの。前に二人とも紅茶が好きだって言ってたから。リッカス君が好きかわからなかったけど...」
「「「ありがたくもらうよ」」」
「「「ハハハ」」」
「別におととい起こったことはアリスの責任じゃないだろ」
「でも私が!「確かに」
「確かにアリスが奥に進まなければゴブリンに遭遇することはなかったかもしれない。でもそれによって他の人たちが遭遇する可能性だってあった。それなら対処が可能な者といた俺たちでよかったと言えるだろう。ただ問題は身の丈に合わない能力だとわかっていながら意地になりあの場所へ赴いたことだ」
「アリスのことだ、昨日考えて理解しているんだろ。」
「...」
「まぁ俺たち自身配慮が足りなかったよ。気を付ける」
「そ、そんな。グスン」
プイッ
「ありがと!」
「一緒に冒険者ギルドに行くだろ?俺たちはその前にお茶をしたいんだ。早くいくぞ」
「うん!」
「やっぱりいいねぇ(笑)」ボソッ
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