元彼のこと…
高校生で初めて本当にすきになった
元彼のことは、
いつの間にか気持ちが薄れていった。
ひろとくんのことを、いつしか
考えるようになって、
ドキドキしたり、会えないと会いたくなったり、声が聞きたくなったり
好きだーって叫びたいくらいに
おもうようになった。
ひろとくんに今日告白しよう。
そうおもい、いつものように、
ご飯屋さんを予約して
待ち合わせより少し早くいって、
いつもよりおしゃれをして
ご飯屋さんに向かった。
ひろとくんは時間より15分くらい遅くくる。髪の毛に時間がかかるようだ。
こだわりがあるらしい。
そんなところも可愛いとおもっていた。
合流し、イタリアンを食べた。
ご飯を食べるときは
自分が食べたいものじゃなくて
私が食べたいのを2つ頼む
そんな感じのスタンスだった。
そゆところもなんだかんだ新鮮で
可愛く思えた。
食べ終わると甘いのたべたいーっと
無邪気な子供だった。
最後のデザートは必ず食べる
彼はいつも聞く。
たべないの?と
私はいつも緊張して本当はたべたいけど
全部はたべれなそうだし
一口もらうって言っていた
一口もらえれば2人で1つをわけあえた
喜びもあるから。
そうしていた。
お会計はひろとくんが奢ってくれたり
私が奢ったり色々だ。
そんなかんじで告白の日も
ご飯をたべ終わった
夜道を歩きながら、
散歩をした。
ねーね。好きな人いないの?
気になる人とか?
ひろとくんは、
いるよとうつむいた。
私はあっそうなんだー。
私の知ってる人?と聞いた。
ひろとくんは、
そうだよ、知ってる人と
また私の事をみずにうつむいた。
絶対にふられちゃうんだろうなー
そうおもいながら、
私は教えてよーだれ。?ときいた
まだ告白する勇気がわかずに
先に答えを聞いてしまおうとした。
私は臆病だった。
ひろとくんは私に好きな人いるのー?っと
話を変えた。
私はいるよと一言答えた。
誰なの?俺知ってる人?
うん。知ってるよ。てか目の前にいるかな?
とひろとくんを見つめた。
え?おれ?
……そう。好きになったから
付き合いたいなーって思って。
でも。好きなひといるから
だめだね。
えっ?俺の好きな人
帆乃香なんだけど。
えっ?私?ホントに?えっ
びっくりしすぎて
口をあんぐりあけてしまっていた
ひろとくんが
なにそのくち笑
閉じて閉じて笑と笑わせてきた
じゃあ今日からよろしくね
帆乃香。
といわれると
ひろとくんから唇に軽く触れるキスをされた
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