中高生

中学にあがったわたしには

初めての彼氏ができた。


初恋とはまたちがう

初めての深いキスだった

だけど、暴力的でいわゆる

中学あるあるのヤンキーてきな

かんじのひとだった。


別れはすぐだった。

嫉妬束縛が面倒になり

わたしは好きな人ができたと

嘘をついて別れた。


つぎに好きになるひとは

優しくて、温厚な人にしようとおもった


サッカー部のキャプテンで

がんばり屋で真面目で

優しいひとを好きになった。

だけど、周りの男からは好かれてない

少しだけ真面目過ぎて面倒とおもわれていたからだ。


周りの目ばかりを気にしていた私は

彼を振った。


元カレよりは長く付き合ったけど

深いキスは二回くらいしたかなってくらいの

奥手な彼だった

でも手を繋ぐだけでドキドキしていた私は

そんなことあまりきにならなかった。

でも、周りからあまり良く思われない

ことの方が気になってしまったわたしは

彼を傷つけてしまった。


小さな人間だった。


それからまたヤンキーてきな人と

付き合ったけど本気の恋は

できないでいた。

好きは好きでも何かがちがくて

何かが足らない。


それからわたしは

父の寂しさを埋めるためにか

わからなかったけど、

本当の愛を知りたくて

本気の恋をしたくて


男がつきることは

そんなになかった。


モテたというわけではなく

恋愛体質だ。


友達との関わりかたは

常に笑顔でいることを

心がけていて悪口とかは言わないようにしていた女友達に嫌われないようにきをつけていた。だから周りの目ばかりきにして

人の顔色をうかがっていた。


嫌われたくなくて、離れてほしくなくて

友達も男も父を重ねてしまっていたのかなと思う。


中学三年間はそんなかんじで

過ごしていた。


高校生になると、

笑顔に疲れた私は

笑いたいときに笑って

笑いたくないときは笑わない

友達と群れるとか、

もうめんどくさくて

いっさいやめた。


性格をかえた。


移動教室も1人

お昼も1人



でも友達ができた


高1の頃自分から

友達と関わらなかったけど

周りが声かけてくれて、

お昼を食べるようになった


でも1人でいる時間もほしくて

たまには1人でいたりもした


そんな私はクール系女子と

男たちにいわれていたようだ



そして、入学してすぐ

学校行事の

勉強会+仲良くなるかい

お泊まり会があった。


そこで1人の男の子に

アプリの名前グリ◯◯やってる?

と言われた


やってた私はやってるよと答えて

教えてと言われたので

教えた。


なぜかドキドキした。


それが始まりだった。


初めて本気で好きになった人だった。





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