愛を探し求めて

ほのか

第1話 親の離婚


小学1年生のころの記憶…


幼い頃の記憶はあまりなく。


3歳頃の記憶が少しと

小学生の頃の記憶がすこし。


あとは、アルバムを見たら思い出すか

くらいだ。


みんなそんなものだろうか?


父と母仲良しって印象は全然なかった

ないから離婚してるんだろうって話だが、


大きくなってから聞いた話では

母は父が大好きで大好きで仕方なかったらしい。


だから周りから浮気されてようが

お金面がだらしなく、

ギャンブルで借金作ろうが

母は幼い私と弟を育てながら

一生懸命働いていた。

借金の返済や、食べていく為に。


私が小学生にあがると

借金取りが家にきたそうだ。


学校や、会社に来られたらさすがに

まずいと母も思い。


わたしと、弟を守るために


周りからも離婚しろと

毎日のようにいわれていたのもあったであろう。ついに離婚を決意したそうだ。


父と暮らさなくなってからの私は

どこか、寂しかった。

母と三人で暫くは暮らしていたが


おばあちゃんが、病気になり

おばあちゃんとも住むことになった

おばあちゃんは家事をしてくれて

家をまもってくれていた。

母は仕事をばりばりこなし、

一生懸命育ててくれて

シングルだからと困らないように、

私がほしいと言ったものは買ってくれて

私はシングルの家庭のわりには

贅沢な暮らしを送っていたとおもう。


母が朝から遅くまで働いてくれて

頑張ってくれていたから

わたしは困らなかった


中学生になったわたしは、

父の温もりに飢えはじめた…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る