第2話
(やばいやばいやばいやばいやばい‼︎…)
「ま…まちな…さい!…」
「はぁ、はぁ、んっ…はぁ」
「つかれた…もう…むり…」
(どうだ?これで諦めてくれたか?)
「な、なんであんたは全然平気なの⁈」
「はぁ?」
「っ!だから!なんでこんなに走っても平気なのか聞いてんの!」
「そうよ!小百合ちゃんはどんなことでも女子1位なのよ!」
「えぇ!私はいつでも1位なの!」
「なのに1位の私よりも体力がある訳ないじゃない!」
仕方ないしあれを言うか…
「はぁ…じゃぁ学年1位は誰だ?」
「?誰って?そんなの零くんに決まってるじゃないの!」
なぜお前が誇らしげに言う⁈
「この学校で小百合ちゃんに釣り合う男は零くんだけよ!」
「小百合ちゃんに勝てるのも零くんしかいないの!」
どうしよう…めんどくさいしもう言うか…
「なぁ、まだわかんないかぁ?」
「はぁ⁈何が分かってないのよ!」
「俺が零だってこと」
「⁈そんな訳ないじゃない!」
「零くんはあなたみたいに髪の毛ボサボサなんかじゃない!」
「〜じゃぁ、これでどぉ?」
髪を適当に後ろでまとめた。
「え!」
「まさか!そんな!」
「何で⁈だって零くんは男だよ⁈」
「うん。男。だけど女」
「男のふりしてた」
「だけど、夏休みの間にこんな変化があったとは…」
(胸がこんなに大きくなるとは思ってなかった)
(!そういえば始業式!)
「零くんは女?…」
「あぁ。そうだ」
「じゃあな…」
早く行かないと!
「ダッシュで行くか…」
「セーの、よ!」
いつも通り走って行こう。
[タッタッタッタ…]
(いい感じに走れてる!)
〜あとがき〜
書くのが遅くなってすみません。
あまり案が思い浮かばなくて、遅くなってしまいました…
これからも頑張りますが、時折出すのが遅くなってしまうと思います。
それでも読んでくださると嬉しいです。
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