Seg 19 君であり君でなく -02-
その姿に、
「ダメだよっ!」
指先が頭に
「ダメだよ」
「ダメ」
「助けないで」
足元の
「
『ボクはバケモノだから、ここにいちゃいけないんだ』
その
我に返った
「いけないんだ」
「みとめてくれない」
「バケモノだから」
耳元で
だんだんと水人形たちが
水人形たちは、チャンスとばかりにユウの顔で口の
水球を落とそうと
しかし、口は音もなく言葉を
――迷うな、
今度は、
「“これは、
と、
――やるべきこともわかっている!
「重ねて言う。“これは、
一枚一枚が意思を持つ存在のように、遠くへフワリと、近くへクルリクルリと、花びらは
「主無き試練は、試練に非ず。空間回帰のため、
発した言葉が別の
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