『物理』
君に触れたい。
そう思うのに物理的なこの壁は僕たちを遮る。
柔らかそうな頬を撫でたい。
華奢な腕を取り手を重ねたい。
その胸やお腹に掌を這わせられたらどんなに幸せか。
だけど僕はこの壁を越えられない。
君も切ない顔で見てくれているのに。
「みゃ~ん…」
「ペットはだめ!」
母、無情。
-------
ショーケースの中のにゃんこ様。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます