『三つ編み』

幼少から彼女の髪は長かった。

揺れる三つ編みに触れたい。結ぶリボンを解きたい。

ずっとその願望を堪えてた。


失恋した彼女は髪を短く切った。

俺がどれだけ望んでたか知らずに。


「今度は俺の為に伸ばしてよ」

願いを口にして一年。

なんとか結べたおさげ髪を解く。

無防備な彼女はもう俺のもの。

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小学生って、好きな子の髪引っ張ったりするなあって。

そこから成長して、髪を解きたい=下心なお年頃まで成長した感じで。

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