SF『とある、時空のどこでも頻繁に行われている出来事』
楠本恵士
①、②、③で完結
①─形骸宇宙船少女─
その人型宇宙船は、悠久の時空をさ迷い続ける。
生体改造の白い女体型宇宙船──破損した脇腹から露出するのは航行エネルギーが尽きて、宇宙盗賊に破壊され一部を略奪された動力機関部の残骸。
②─脳内データ移植─
どこで製造されたのか?なぜ、宇宙船に改造されてしまったのか?少女の脳内データには残されていない、虚無と虚空の瞳を持つ少女。
その巨人生命体の少女が、ある星に墜落した時、軍国惑星の計画が動き出す。
③─兵器少女─
インプットされた新たな記憶と、兵器化された体。
巨大宇宙船の少女は命令に従って敵惑星を奇襲して全滅させた、女も子供も。
祝福の凱旋、歓喜する群衆を見下ろす少女の人工眼は悲しみに濡れていた。
~おわり~
SF『とある、時空のどこでも頻繁に行われている出来事』 楠本恵士 @67853-_-
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます