第25話 朝の光と月
白いタバコの煙りが 朝の光に とけこんで 枯れていたのは 窓辺のリラ
犬の遠吠えの 哀しい色に 太陽の目覚めが 始まる
その夕べには 窓辺のリラも 実を付けるだろう
------
(独り言)
なんとなく、感じませんか?
リラの花が、わたしの深層心理の象徴なんですけど。
太陽の目覚めとは?
自我の誕生、といえば良いでしょうかね。
一旦は枯れたリラに、実が生まれるんです。
いや、枯れなきゃ、実が付かないんですよね。
「幼少年時代の自分と決別して、初めて、大人にうまれれ変わる」
といったところでしようか。
やせっぽちの愛 正午編 としひろ @toshi-reiwa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。やせっぽちの愛 正午編の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます