第24話 君の目には

君を遠くから 見てるぼく


   君は どんな気持ちでいるの?

   知りたい……


   どうして君は、そうなんだい?


恋心……

   ほんとに恋してるぼくだよ


   それを知ってる君なのに


なぜ……

   ぼくは君を 見つめてる

   ぼくの目には 君がいる


   けれども

   君の目には ぼくは いない


------

(独り言)

文通が盛んな時期でした。

携帯電話なんて、SFの世界でしたからね。

遠距離恋愛? 少し違う感覚ですね。

なにしろ、一度も会わずに手紙だけなのですから。

わたしだけ、だった?

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