第22話 花園へ

水面に映る夕陽が目にしみて

思わずこぼした涙のしずく


どこまでも青い この空にひとつ

白い雲が流れる どこかへ


風が運ぶ便り 雲に託した便り

愛の咲き乱れる 花園へ



どこまでも青いこの海に一羽

白いかもめが飛んでゆく どこかへ


潮風の甘い便り 海に託した便り

愛の咲き乱れる 花園へ


きみ住む 花園へ

きみ住む 花園へ


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(独り言)

花園……

どこか甘美な香りが漂う、ことばなんですよね。

それもそのはず、

花 そして 園 ともに、女性が感じられます。

この世から去るときに、音楽を1曲では困りますが、2曲だけ持ち出すことを許すと言われれば嬉しい。

現在はもっと持って行きたいんですよね。

欲張りになってきました。

ほんとうは身軽にならなければ、天国には行けないんです。

心が重くては、地の底に引きずり込まれます。

心残りがあればあるほど、どんどん引き込まれます。



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