第11話 少女
緑々とした草の茂る土手に 独り 少女が佇む
水面に映える夕陽が 少女を射す
土手にひとり佇む 少女の背に夕陽が宿る
長く尾を引く 大地に根ざす 少女の影
何を語りかけるでもなく 風の気ままに任せながら
厳かに 威厳を漂わせて 大地に根を張る 大木
或る時は 年老いた鳥の 仮の宿となり
或る時は 活き活きとした若い鳥の 憩いの場となり
或る時は 働き者の蟻の 雨宿りを許す
今 少女を手招きしている……
------
(独り言)
多情でした。
複数の女の子と、言葉のキャッチボール的に、恋愛ごっこをしていました。
無論、女の子にはそういった思いはなかったでしょう。
そう、信じていますし、信じたいです。
ただ、ハイティーン(現在は使いませんかね? 17から19才ぐらいでしょうか)です。
重くない恋愛感情だったと思いますよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます