第3話 階段

花に飾られ 人々に見守られ お前は姿を現す


長い階段のお前の心は 誰もが知っている


             が 誰も語らない


       浮浪者のボッペが 道行く人に


    “ボン・ジョルノ!” と声をかけた


   お前には 唯 その臭い尻を乗せただけ


しかしそれでも お前の心は 誰もがよく知っていた


     だから 花は咲き乱れ 人々の心は明るい


     お前が居なくて 幸せの階段が断たれたら


                 若い恋人たちは


        どこで 愛を語り合う というのか


          まったくお前は 素敵な奴だ!


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(独り言)

オードリー・ヘップバーン主演の「ローマの休日」という映画、ご存じですか?

好きなんですよね、この映画。

20世紀最高のラブ・ロマンス映画ではないでしょうかね。

いえいえ、映画史上と言い換えても良いかも?    

そんな思いから創り上げたイメージです。 


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