第46話 エキセントリック家の人々
――ノーン、ノーン。
会いたい人の声がする。
夜、麦わらを詰めた薄いベッドに潜り込んだ彼の頭を眠るまで優しく撫でてくれた手。よく冬には手荒れして密かに軟膏を塗っていたその手がとても恋しい。だから思い出を夢に見ているのかもしれない。
『ねえどうして僕はノーンなの? ニックネームにするならゼノンとかニースの方がわかり易いのに』
『ふふっわかりやすいと駄目だからよ』
『どうして?』
彼の前髪から目元を撫でた手はそこで少し止まって、問い掛けに困ったように笑った気配がした。
住んでいる下町の人間たちは短い愛称で呼び合うのが常だ。ワケありで本名を隠す者もいるが、中には実は結構長かったりする他人の本名を敢えて呼ぶという面倒を好まない。本名を呼ぶのは諭したり何か真剣な話をする時くらいだろう。とは言え元々名前が短い者はその限りではないが。
だから彼も自分がノーンと呼ばれるのを何ら変だとは思わない。
『ノーン呼びは嫌い?』
『ううん、そうじゃないけど訊かれたから、だからどうしてかなって思って』
再び撫でてくれていた手が止まった。今度は痙攣したように。何かを恐れたように。
『訊かれた……? 誰に……?』
『あはは、近所の友達だよ。今日皆で自分たちの名前の話になってさ。ん? どうしたのそんなに驚いて?』
『……あ、あら、驚いていたかしら?』
その人は何でもないように微笑んで薄い毛布を顎まで引き上げてくれた。ぬくぬくだ。
あの頃は何の疑問も抱かずにいたが、今ならどうして自分が本名を連想しにくいノーン呼びされていたのか、優しい手が震えたのかを知っている。
『さあさあお喋りはこのくらいにして、もう目を閉じなさい、ノーン』
それにはハーイと間延びした返事をしたのを覚えている。
しかし彼はもう自分がそう呼ばれることはないのかもしれない、と途切れ途切れの意識の中でぼんやり思って悲しくなった。
「かあ、さん……」
勝手に出て来てごめんなさい。帰れなくて、心配を掛けてごめんなさい。
彼はひたすらに最愛の母親の微笑みを脳裏に思い浮かべて涙を零した。
彼はどこか知らない空気の湿気った薄暗い場所で、その割には寝心地は悪くない台の上に寝かされている。
全身がダルくて力が入らず、波間を運良く通り抜けたかのような意識の覚醒も次はいつまた訪れるとも知れず、後悔と不安だけが大きくなる。
どうして自分がこんな風に動けないのかも、実はよくわからない。
魔物と戦って怪我を負ったものの、皆と共に自分の足で走って坑道を出て逃げられたので決して傷は重くはなかったはずだ。
一本道を途中まで逃げて狼狽の余り足を取られて転んだのは覚えている。仲間たちは自分自身のことに手一杯で彼の転倒には気付いていなかった。彼はしんがりだったのだから不運な状況と言えばそうかもしれない。
薄く雪の積もり始めた地面に自分は這いつくばった。上空の雲の様子から、おそらくは一晩中降り続き明日にはすっかり幻想的な程の白銀世界へと変貌するだろう。
ああ、置いて行かれないうちに早く起き上がらないと……と考えて、しかしその後の記憶が曖昧だった。
転んだ拍子に頭を打ったのかもしれない。眩暈のようなものを感じたのは確かだ。しかし逃げるのに必死過ぎて、だから転んだのか転んでそうなったのかは自分でもよくわからなかった。
一つわかっているのは、しばらくして薄く意識を取り戻した直後誰かに何かを飲まされたことだ。それも相手の容姿さえわからないうちに。何しろすぐ後に自分はまた昏倒した。
「……どうして、僕は生きてるんだろう」
殺すつもりならとっくにそうされていていいはずだ。しかも体を冷やさないようにとの気遣いだろうか、毛布まで掛けられている。縛られているわけでもない。そこは逃げられないよう部屋に施錠されているからかもしれないが、施錠されていなくとも体をろくに動かせない状態では逃走など土台無理なのでどちらでも同じだ。
何日こうしているのかもわからないが、空腹は感じない。
食事代わりに栄養薬を飲まされているおかげだろう。荷物が増えるのを好まない冒険者たちがよく携帯しているアイテムだ。
彼を攫った相手には何か彼を生かすメリットがあり、尚且つ善からぬことを企んでいるのかもしれない。もしも母親のアンバーに害が及ぶようなことだったのなら……。そう思えば儘ならない自分を情けなく思って暗澹たる気持ちに包まれる。
周囲は薬品のような臭いが漂っているが、しかし病院や診療所ではないだろう。出入りするだろう不特定多数の人間の物音や動きを感じられない。
静かで、隔絶されている。
実際、この部屋に出入りするのは、目深にフードを被った謎の人物だけだ。
本当にここはどこなのだろう。窓もなく、地上か地下かもわからない。何の目的で、どういう意図で、自分はこんな扱いを受けているのか。半ば朦朧としていても自分の命に関わるのだ、彼にもそれくらいは思考できた。
「どうして……」
しかし解けない問いだ。ただ慰めにも似た心地で小さな疑問だけを声に出して、誰もいない薄暗い台の上、彼は力尽きた様に瞼を下ろして暗闇の中に逆戻りしていった。
俺がゼノニスとしてエキセントリック伯爵家に来て早五日。寝込んでいたエキセントリック卿は驚異の回復力でメキメキと体力を取り戻し、もう日常生活を送っていた。
顔色も肌ツヤも良く、誰の目から見ても心配はなさそうだ。
今は元気になった卿の呼び掛けで、一家全員で食卓を囲んでいる晩餐の時間。
一昨日辺りから食欲もすっかり元に戻ったという卿は見た目通りの大食漢だったようで、一食が三人分はある。よって食卓の卿の前に並ぶ皿だけ異様に多い。食道楽でもあるからメニューだって多彩だし、今もそうだけど食事の度に豪勢だなーって感心と呆れ半分ずつで眺めたもんだった。
食卓の卓それ自体は真っ白なテーブルクロスを掛けられた貴族の屋敷じゃよくある大きな縦長のテーブルで、席順はエキセントリック卿が当然長方形の短い辺に当たる席だ。
俺を含めた他の家族は彼に寄せる形でテーブルの長い部分に左右に分かれて着席している。エキセントリック卿に近い席に俺と伯爵夫人が向かい合い、そしてその隣に三姉妹で年齢の高い順、つまり長女と次女の二人が向かい合い、最後に末席って言うか向かいに誰もいない席に末の娘が座っている。
最初てっきり俺が末席だと思っていたからこの待遇には戸惑ったけど、それだけ卿にとってゼノニスは大事な存在なんだろうってのもわかった。
因みに、卿が不調の間は執事スマートさんの計らいで俺は俺に与えられた部屋で一人で食事を摂っていたから気楽なもんだった。
だから家族揃っての晩餐は正直言うと遠慮したい。だって早々にトラブルの火種を増やすのは得策じゃないだろう。時々突き刺さる夫人の視線が鬱陶しいし、他の家族からの眼差しも冷ややかで居心地が悪い。まあ卿が居る前じゃ料理を投げ付けたりとダイレクトな嫌がらせをしてくることはないけど、食欲が減退するってもんだ。
夫人は既婚女性らしく麦の穂色の髪の毛を全部上げて優雅に結んでいるけど、解けばたぶん典型的な縦ロール頭になるだろうな。横髪のカール具合からそう推測できる。
未婚で髪を下ろしている彼女の娘たちも髪の色は彼女と同じ麦の穂色。
まあ要は薄い茶色で特に上二人は見事な縦ロールだった。
チョココロネをくっ付けてんのって訊いたら絶対に怒るだろうなあ。ただもしも髪を切り間違えた時は俺がチョココロネを焼いてやってもいい。無論有料で。
一番下の娘はストレートだ。
四人共瞳は灰色だけど、一番末の娘のだけは少しだけ青灰に近い。
娘たちの誰もエキセントリック家の特徴っていう黒髪も黒眼も受け継いでいない。
まあそれもそうだろう。
そもそも上二人は夫人の連れ子だってここに来てからそう聞いた。
夫婦間の子は三番目の娘だけだそうだ。
三女はゼノニスにとっては一つ年下の本当の妹に当たるってわけだ。
まあ夫人にとったら三人共自分の娘なんだろうけど、特に上二人はキツそうな夫人とそっくりで、派手なドレスに着られているような様子もそっくりだった。
三番目の娘だけは似ていないけど、似なくて良かったよ。まあ、かと言って父親似ってわけでもないようだけど。
娘たちの歳は上から十六、十四、十二。
あと、夫人は姐さん女房ってやつらしい。
そう言えば、ゼノニスの実母のアンバーさんはこの屋敷には来なかった。まだゼノニス本人が見つかっていないのもあるけど、元々彼女は息子が良い環境で育ってくれるのならそれだけで満足と自分は元の暮らしを続ける気でいたようだ。
本妻と妾の女のバトルが勃発してもアレだからよかったのかもしれない。
「今日のメニューはどうだゼノン? このカモ肉なんてなあ柔らかくてジューシーだったろう?」
「はい、とても美味しかったよ親父殿」
「そうだろうそうだろう。お前は十三歳にしては小さいし、もっとモリモリ食べないと……ッ……ッ、本当に済まなかったなああゼノン、ゼノニスよ~。長い間貧しい暮らしの中で満足に栄養も摂れず、だから成長もこんなに悪く……ッ……ッ」
「えっいやあの親父殿、そんなことはなかったから! アンバーさ……いや母さんのおかげで毎日それなりに食べていけてたから! これは成長の個人差だよ!」
ははは、年齢の割に小さいのはまあ致し方ない。俺は十三歳じゃなく十一歳だからなあ、標準的な大きさの。子供時代の二年の差はやっぱり大きいよな。
「そ、そうなのか?」
ぐすぐすっと湿った鼻の音を立てる卿はまだ自責の色を瞳に浮かべている。
席が近いのもあって俺は身を乗り出すと伸ばした手を彼の手に添えた。
「本当に気に病まないで親父殿。心配を掛けないようにこれからは親父殿のためにモリモリ食べるよ俺! 親父殿みたいになれるようバリバリ勉強だってするよ!」
「ゼノニスううう……っ、そうかそうか、私は良い息子を持った……!」
卿はまたも涙ぐむと一人でうんうん頷きながら、目の前の卿の分の料理を目にも止まらぬ速さで全て大きな口の中に放り込んだ。一見雑なように見えてマナーや手捌きは一切乱れていない。さすがは丸くても、いや腐っても貴族だ。
神業過ぎて半ば呆気に取られたものの、自分の皿に専念する。
「成長期なのだから食事マナーなど気にせず遠慮せず五皿でも十皿でもお代わりしなさい」
「はい。ありがとうございます親父殿!」
咀嚼し終えた卿が傍に控えている執事に目を向ける。
「ああスマート、私に一〇皿追加で」
じゅ、一〇……!?
「畏まりました」
「ゼノンにも五皿追加…」
「おおお親父殿おおおッ、今日はもう心が一杯でご馳走様だよ俺!」
「そうか? 足りないのではないか?」
「十っっっ分です!」
「では私の分だけで」
「畏まりました」
大真面目に俺の分のお代わりを頼もうとされたけど、俺は笑顔を引き攣らせながらも何とか阻止した。気を抜いて何気なく了承っぽい返事をしちゃったのがいけなかったよ。危ない危ない……。
一度場を離れたスマートさんが案外早く他の使用人と共に沢山の皿を手に戻って来る。スマートさんは左右の腕に三皿ずつと頭の上のトレーに二皿を器用に載せていて、もう一人の給仕ボーイの方は十皿のうちの残り二皿を普通にトレーに載せて運んできた。
ここに来てもう五日だしこれが初見じゃないけど、スマートさん……あんた曲芸の域だよ。
追加の料理がこうも早いのは、いつもエキセントリック卿のお代わりを見越して多めに作らせているからに違いない。もしも余ってもそれは使用人たちの胃袋に収まるんだろうから食材も無駄にならない。スマートなスマートさんは例外として、ここの使用人たちに健康的にふっくらしている人が多いのはきっとそんな理由だろう。
ここでの経験はまだ浅いけど、食事一つをとっても卿は屋敷の皆に寛容な人物だと断言できる。屋敷の使用人たちも彼のことを好いているみたいだし、雇用主と使用人の関係は良好そうだった。
「――ちょっと! ドレスに跳ねたじゃないの!」
「もっ申し訳ございません奥様!」
だけど、関係良好じゃない人もいる。
俺の向かいの席じゃ今まさに伯爵夫人が給仕ボーイを叱責した所だった。乾いた音と共に頬を打った光景も俺の目にしっかりと入った。
うわー……。まあソースを撥ねさせた彼の方もまだ未熟と言えばそうだけど、そんな烈火の如く怒らなくてもいいだろうに。どうせこの家には金が腐る程あるんだから新しいドレスを買えばいい。
しかも上の娘二人も同調して給仕ボーイを責め立て始めた。末の娘は不愉快そうにはしながらも我関せずって態度で自分の食事を進めている。青い顔で申し訳ございませんって繰り返す若い給仕人が気の毒になってきた。
「やめなさいマリアンヌ。失敗は誰にでもあるものだ。彼も故意にやったわけではないのだからそういつまでも腹を立てるのではないよ」
「でもあなたっ、折角のドレスが台無しですわ! これお気に入りでしたのに……ッ」
「そうですわお父様。お母様ってばいつもお気に入りの一着だと嬉しそうに言っていましたもの!」
「心痛で倒れてしまうかもしれませんわ。ああ可哀想なお母様……ッ」
見兼ねた卿が仲裁に入った途端、夫人は口元を覆ってわざとらしく肩を震わせ涙ぐみ、娘二人は何かを求めるように捲し立てた。
わー、パチパチパチー。ノエルの泣き真似よりも酷い演技。大根役者顔負けー。
めちゃ白けた俺の面前では夫人がうるうるとした目で夫である熊ダルマさんを見つめている。
「そう悲しむ必要などない。好きに新しいドレスを新調しなさい」
途端、夫人の顔が笑みに輝いた。にやりとした笑みに。言質を取ったで~っていう姑息な笑みに。
「ええ、ええ、あなた! 是非ともそうしますわ! この子たちのドレスも一緒に注文してもよろしくて?」
「ああもちろんだ。だからもう彼を赦してやりなさい」
「もちろんですわ。もうお下がり」
気の毒な給仕ボーイは恐縮して何度もへこへこ頭を下げながらお下がりした。
もしかすると彼は夫人から巧妙にソースを零すように仕向けられた被害者かもしれない。ヒステリックな声が聞こえてから目を向けたからそこは定かじゃないけど、もしもそうならこの夫人はホント典型的な嫌な女だよ。
どうして卿はアンバーさんじゃなく彼女と結婚したんだろうなあ。
先日会ったアンバーさんは卿のことを嫌っているようには見えなかった。
彼女は捨てられたわけじゃなく彼女の方から距離を置いた可能性もあるのか?
例えば、今回みたい事態になりかねなかったから、とかさ。一般的に貴族の家じゃあ女主人と妾とじゃあ女主人の方が地位は上。世間を見渡せば女主人から虐げられる妾の話には事欠かない。
だとしたらゼノニスの存在を今まで卿に秘密にしていたのも頷ける。
相続争いで命さえ失った者たちの話も少なくないからだ。
俺はそっと卿を盗み見た。彼は夫人を冷遇している風でもない。かと言って溺愛しているようにも見えない。
まるで仕事上の相手に対するみたいな無難な態度だよ。
俺、つまりは息子ゼノニスに対するのとは雲泥の差だ。
ダーリング侯爵は友人夫婦のこの雰囲気を知っていたんだろうか。大いにあり得るよな、あの頭のキレるイケおじなら。まあ夫婦関係は俺がどうこう口出しする分野じゃないし、俺の役割はエキセントリック卿を励ましつつゼノニスの手掛かりを掴むことだ。
卿はホントもうすっかり元気そうだし、食事後部屋に戻ったら彼の完全復活をダーリング侯爵に知らせておこう。きっと安心するだろう。……まあ既に知っている可能性の方が高いけど。
俺をこの屋敷に送り届けたその日に侯爵家に戻ったセバスさんをわざわざ呼び寄せる必要はない。連絡手段は魔法だからだ。
魔法って言っても俺の魔法を使うんじゃなくて、前以て渡されていた魔法具で通信する。魔力と通信魔法を込められた一見ただの石ころにしか見えないその魔法具は、だけどその実とても高価で王都のオークションでも高値を付けられるような代物だ。関係ないが、これは以前ノエルが爽やか君から渡されたってやつと同類のアイテムでもある。
食事の手を動かしながらそんな予定を立てていると、横から視線を感じた。
俺のすぐ隣は二番目の娘だけど、視線はその向こうから向けられている。
三番目の娘――シルビアだ。
彼女とは屋敷内でも食事時くらいしか顔を合わせない。何事にも積極的な上二人とは異なり引っ込み思案な性格なのか、見る度に俯きがちにしていた。
今も俯いていて、前髪に隠れた不健康そうな目でそっとこっちを盗み見ている。
いつも夜更かししているのかずっと目の下には薄いクマがあるんだよな。
静かに波紋を浮かべた水みたいなちょっと謎めいた雰囲気と綺麗な顔立ちをした大人びた十二歳。早寝しろよー。
俺は敢えて視線に気付かないふりをしているけど、好意的な気配は皆無で敵意さえ孕んでいる。
何だよ? 言いたいことがあるなら口で言え。
この屋敷内で時々感じる視線の一つは確実にこのシルビアからだった。
そして俺が現時点で一番引っ掛かる相手もな。
思い起こせばここに来た初日、執事の案内で挨拶に訪れた部屋で、あからさまに眉をひそめるそっくり母娘三人とは違って、シルビアだけは伏し目がちにしながらも感情の読めない目をしていた。
魔物に待ち伏せされていた時みたいに居心地の悪い中、手短に挨拶を済ませた俺が退出する際、故意になのか無意識になのか彼女は声なく呟いた。
『――ニセモノ』
と。他の家族は気付いていなかったけど、確かに彼女の小さな唇はそう動いた。
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